2016.03.28

先日、英国グッドウッド・サーキットを舞台に開催された『グッドウッド74thメンバーズ・ミーティング』。その中で開催された1960年代の2リッター以下のサルーンによって競われるウィットモア・トロフィーに出場した、久保田とロータス・コーティナの動画をご紹介しましょう。
まずはグッドウッド・オフィシャルのダイジェスト動画をご覧ください。
続いて久保田のインカー動画をご覧ください。

予選で慣れないクルマ(普段ロールしないフォーミュラカーにばかり乗っている久保田は、バイアスタイヤのサルーンのドライブフィールに中々慣れないという)に苦戦した久保田の予選順位は23位。
通常、グッドウッドのレースでは、コースインの後、ダミーグリッドに並んだのち、フォーメーションラップ1周を経てグリッドにつき、コントロールタワーから振られるフラッグを合図にスタートする、という手順を取るのですが、今回のウィットモア・トロフィーでは、事前に起きた事故による中断を受け急遽手順を変更。フォーメーションラップを省略してのスタートとなったのです。

photo:Kozo Fujiwara
しかし、目まぐるしく変わった状況下で久保田に正確な手順が伝わっておらず、本人はフォーメーションラップと勘違いしたままスタート(普通にアイドリングでクラッチを繋いでスタートしたとのこと)。大きく出遅れてしまいました。

photo:Kozo Fujiwara
しかも3周目の1コーナーで前方を走るアルファロメオとコーティナが大スピン。目の前に飛び出してきたアルファを寸前で避ける久保田の様子も動画は捉えています。

photo:Kozo Fujiwara
先のレポートでもお伝えしたように、レースの方はメカニカルトラブルによるリタイアとなってしまいましたが、「フォーミュラで走るのとは違う難しさがある」と語るように、久保田本人もその魅力にハマりつつある様子。グッドウッド・リバイバルのセント・メアリーズ・トロフィーで優勝することを目標に、これからも精進してまいります。
応援よろしくお願いします。
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