CARS Report

KK線リボーン・セレモニーにコスモスポーツが出場

2025.04.28
2025年4月8日に、その歴史に幕を降ろした首都高KK線。銀座・新橋・汐留を抜ける路線として親しまれてきたKK線は、1959年に一部供用を開始し、1966年に首都高との完全開通を果たした高速道路でありながら、道路下の店舗のテナント収入によって維持される(それゆえ通行料が無料だった)という日本でも珍しい形態の自動車専用道でありました。


4月18日に、その終焉と再出発を謳う、『KK線リボーン・セレモニー』が行われることになり、メインとなるクラシックカー・パレードに久保田克昭とマツダ・コスモスポーツが招待を受け、参加してきました!
このパレードは、1959年のKK線のスタートから現在に至るまで、高速道路とともに進化してきた日本車の歴史を振り返るという趣旨で行われたもので、スバル360、トヨタ・パブリカ、いすゞベレットGT、三菱コルト1100、トヨタ2000GTボンドカー、いすゞ117クーペ、日産スカイライン2000GT、三菱デボネア、ホンダ・シティ・カブリオレ、トヨタ・マークII、日産セドリック・シーマ、トヨタMR2、ユーノス・ロードスター、日産フィガロ、トヨタ・プリウスといった、錚々たるクルマたちが集まりました。
ここに久保田は、世界で初めて本格的な大量生産に成功したロータリー・エンジン車であり、世界初のマルチローター搭載車である1971年型マツダ・コスモスポーツで出走。トヨタ2000GTボンドカーとともに大きな注目を集めました。
今回の出場車のうち、トヨタ・マークIIとプリウスは愛知県長久手市のトヨタ博物館から、日産スカイライン、シーマ、フィガロは神奈川県座間市の日産ヘリテイジ・コレクション、そしてユーノス・ロードスターはマツダ株式会社の所蔵車。そんな貴重なクルマたちと共に選んでいただけて、大変光栄でした。
ちなみに参加車の1台であるトヨタMR2は、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの愛車。今回はコドライバーとしてスピードワゴンの井戸田潤さんも参加。同じクルマ好きとして久保田とも話が弾みました。
今後、歩行者のための施設として生まれ変わる予定というKK線。セレモニーの最後には小池都知事も登壇し、スピーチを行いました。
その時の模様は、地上波各局、新聞、Webなどさまざまなメディアで放送されました。久保田とコスモスポーツの姿もたくさん映っています。
日本テレビ
TBS
テレビ朝日
テレビ東京
毎日新聞
また4月19日には、KK線で東京都主催による『Roof Park Fes & Walk 』も開催。暑い中、本当に多くのお客さんに来ていただき、コスモスポーツの写真をいっぱい撮っていただきました。
PLANEX CARSでは、レース、クラシックカーイベントだけでなく、またこのような文化事業にも積極的に参加したいと思っております!