第4戦もてぎラウンドで今季２勝目を飾ったあと、第５戦SUGOでも５位に入り、ランキングトップの座を守った石浦選手。迎えた最終鈴鹿ラウンドはレース１、レース２の２レース制となるため、予断は許しません。

迎えた公式予選。レース１の予選をA.ロッテラー選手に次ぐ２番手、第７戦を７番手で終えた石浦選手。タイトルを争う中嶋一貴選手がレース１で５位、J-P.オリベイラ選手が7位。レース２で中嶋選手４位、オリベイラ選手が６位と好位置をキープしています。

生憎のレインコンディションとなった８日のレース１決勝。ペースカー先導によるスタートで、ロッテラー選手が独走。クラッシュ、コースアウトが続出する荒れたレースの中、石浦選手は小林可夢偉選手の猛アタックを凌ぎ２位入賞。中嶋選手が4位に入ったため、得点差が7.5ポイントで王座争いはレース２に持ち越されました。

迎えたレース２。予選で上位につけた中嶋選手が好スタートを決め２位にジャンプアップ。石浦選手は６位につけ上位を伺います。

しかしながらその後、石浦選手の前を走っていた野尻選手、ロッテラー選手が次々と脱落。４位に浮上した石浦選手はそのままゴール。

ついに念願のSUPER FORMULA シリーズ・タイトルを獲得したのです。

シリーズ参戦６シーズン目。トップフォーミュラに進出して８年目にして初めて王座に輝いた石浦選手。またこのタイトルは、日本を代表する名門プライベーターであるセルモにとってもトップフォーミュラでは初めてのものとなりました。

この勢いを是非来シーズンにもSUPER FORMULA、SUPER GTで見せつけて欲しいと思います。皆さん応援ありがとうございました！