CARS Report

ポルシェ カレラカップ ジャパン第10戦 鈴鹿で表彰台に!

2015.10.15
photo: © 2015 Porsche Japan KK
2015年シーズンのポルシェ カレラカップ ジャパンもいよいよ最終戦。舞台となったのは、F1日本グランプリが開催されていた鈴鹿サーキット。この晴れの舞台でPLANEX CARS & ハナシマレーシングの久保田克昭が駆る911GT3カップが、ジェントルマン・クラス3位表彰台を獲得。有終の美を飾りました。


photo: © モビリティランド 鈴鹿サーキット
4月に開催された岡山ラウンドから始まった2015年シーズンのカレラカップ・ジャパン。今シーズン、久々のシリーズ復帰を果たしたPLANEX CARS & ハナシマレーシングの久保田克昭は、これまで第6戦富士、第9戦鈴鹿で2勝を挙げる活躍をみせてきました。
そして迎えた最終第10戦の舞台となるのは、F1日本GP開催中の鈴鹿サーキット。これまでとは違う雰囲気の中での開催となります。
photo: © 2015 Porsche Japan KK
日頃フォーミュラカーやグループCカーのレースばかりしていた久保田にとって、久々の“ハコ車”によるレースは、最初戸惑いの連続だったといいますが、次第にコツをつかんだことで成績も上昇。レースに対する気持ちにも余裕が出てきました。
photo: © モビリティランド 鈴鹿サーキット
第9戦終了時点で115ポイントを獲得し、ランキング4位につけていた久保田までが、チャンピオンの獲得権利を有するとあって、予選から白熱した展開に。各車がひしめき合いタイミング的にも難しい中、久保田は2分09秒403を記録して全体の9番手、内山選手、武井選手につづきジェントルマン・クラス3番手のグリッドを獲得します。
photo: © モビリティランド 鈴鹿サーキット
そして大観衆が見守る中、9月27日に行われた決勝レース。上手いスタートを決めた久保田は、ポジションをキープしてレースを進めます。
photo: © 2015 Porsche Japan KK
しかしながら、同じくチャンピオンを争う内山選手、武井選手の牙城を崩すまでには至らず、総合8位/クラス3位でフィニッシュ。ドラマの多かった2015年シーズンを表彰台獲得という形で締めくくることが出来ました。
photo: © 2015 Porsche Japan KK
これにより、久保田は合計131ポイントを獲得してシリーズ・ランキング4位で終了。結果如何ではシリーズ2位も狙えるポジションでしたが、「なんとしても表彰台に登る」という参戦当初の目標を大きく上回る素晴らしい結果でシーズンを終えることが出来ました。今シーズン、ポルシェ・カレラカップ・ジャパンで得た経験が、必ずや来年のモナコ・ヒストリックに活きることは間違いないでしょう。
またPLANEX CARSでも、この1年カレラカップのサポートを通じて得たノウハウを、ポルシェの販売、メンテナンスに活かしていく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
photo: © モビリティランド 鈴鹿サーキット
また今回のF1日本GPでは、久保田の所有するロータス88B F1が佐藤琢磨選手のドライブでデモランに出場。こちらの模様に関しては、Classic Team Lotus JapanのHPをごらんください!