今回は、プラネックスカーズに展示中のメルセデス・ベンツE250 アバンギャルドのご紹介です。
いまさら説明するまでもなく、W211型Eクラスは相変わらず人気の高いモデルですが
これはワンオーナーの最後期型。もちろん美車。W211をお探しの方には是非見ていただきたい1台です!
■メルセデス・ベンツE250 アバンギャルドについて
2002年に発売されたEクラスとしては3代目にあたるW211型。
外観は先代のイメージを踏襲しつつ、シャープに、よりブラッシュアップしたものになったが
中身は大幅に刷新され、若干ながらボディサイズも先代より拡大している。
またデビュー当初は、フライバイワイヤ式のブレーキ&スロットルシステムとなったのも話題を呼んだ。
特にブレーキにはプリクラッシュセーフィティの強化のためにSBC (Sensotronic Brake Control) と呼ばれる
電子制御式を採用。しかしながらマイナートラブルが相次ぎ、2006年のマイナーチェンジ時に廃止された。
E250は、2007年に追加されたグレードで、そのスポーティ版といえる
アバンギャルドは、2008年8月からラインナップに加わった。
エンジンは204psを発揮する2.5リッターV6 DOHC。
それに組み合わされるギアボックスは7速AT (7G-TRONIC) となっている。
ちなみに新車時の価格は650万円だった。
それでは、プラネックスカーズのE250アバンギャルドをご紹介しましょう。
この個体は2009年式のディーラー車(今回の仕入れもディーラーからです)。
そもそもW211型のE250アバンギャルドが追加されたのが
2008年8月からですので、非常にモデルライフの短いモデルであるという言い方ができますが
その中でも後期、W211全体でいえば最後期に属するモデルです。
ステアリングはRHDのみの設定。黒基調でまとめられたシックなコックピットは
走行3万8000kmを走破しているとは思えないほど、コンディションは良好。
また最後期モデルゆえ、内蔵のナビは地デジ対応になっているのも嬉しいところです。
中央をファブリック、サイドをレザーとしたコンビシートはアバンギャルドの標準装備。
80年代の良質なメルセデスを彷彿とさせる、固めのファブリックの座り心地は中々。
真面目で嫌味のない(これが中々難しい)、昔ながらのメルセデスをお望みの方には良い物件だと思います。
リアシートもご覧の通り。
中に入って色々見てみましたが、さしあたって気になる箇所は見当たらず。
非常にキレイで清潔感のある室内です。無論、実用には何の問題もありません。
エンジンは、204ps/6100r.p.m.の最高出力と、25.0kg-m/2900〜5500r.p.m.の最大トルクを発揮する
2496cc V6 DOHCユニット。さすがディーラーで整備されてきただけあって、
染みひとつない奇麗なエンジンルームとなっております。
しかも、2.5リッターといえども1660kgの車重に対しての実用的なパワーは必要十分。
逆に他のグレードよりも鼻先が軽く感じられる分、運転し易い特徴があります。
もはや言う事のないラゲッジルーム。
まさにサルーンの見本! ともいうべき、隙のないパッケージ。
最近、Cクラスのデキも良くなって(サイズも手頃といえますが)はおりますが、
こういう各部を見て回れば、回るほど、やはりメルセデスの本懐はEであるという思いを強くします。
タイヤサイズは245/45ZR17。
標準サイズのこのサイズくらいが、乗り心地に悪影響を与えない
ちょうどいいサイズと言えるかと思います。
とにかく、見た目に惑わされない真面目なサルーンが欲しいというかたに是非。
先代のW210がクオリティの面で散々叩かれたのを受けて作られたW211だけあって
今の目で見ても、まだまだ十分に魅力的。
言い忘れましたが、お値段はなんと338万円 !!
車検は来年の3月まで残っておりますので、新車保証が継承できるというのも
心強いポイントだといえると思います。
初めてのメルセデスで、その真髄に触れてみたいという貴兄にオススメ。
この週末はぜひ、プラネックスカーズへ!