スタッフ日記に禁断の(?)取材風景を盗撮されてしまいましたが、
今回はプラネックスカーズに入荷したばかりの2010年式ルノー・トゥインゴRSをご紹介しましょう!
すんごく良い個体です。必見です!
■ルノー・トゥインゴ RS(ルノー・スポール)について
ゴルフV GTI、ルーテシアRS 、シビック・タイプRユーロ、アバルト500など
日本におけるホットハッチ・ビンテージイヤーというべき2009年末に発売開始された
ルノーのBセグメントホットハッチ。
2007年にワールドプレミアされた2代目トゥインゴをベースとし、
メガーヌやルーテシアにも搭載された1.6リッターDOHC 16V K4M-RSユニット(134ps)を搭載。
本国ではシャシー・スポールとシャシー・カップという、
セッティングの異なる2種類のシャシーが用意されているが、
日本に導入されたのは、硬派なシャシー・カップ仕様で、
車高はノーマル比10mmのローダウン。
トレッドはノーマル比60mm拡大となっている。
では早速、プラネックスカーズに入荷した個体を見ていく事にしましょう。
このトゥインゴRSは2010年式で、ルノー・ディーラーのデモカーとして使われていたもの。
以前ご紹介したメガーヌRS同様、ルノー・ジャポンと密接な関係をもつ
プラネックスカーズならではの仕入れといえます。
走行わずか3000km! ということもあって、コックピットはご覧のように新車同然。
先日このコーナーでご紹介したトゥインゴ GTと比べてみても、基本的な意匠は特に変わっていないのが
お分かりになると思います。ステッチの入ったシートや、各部の色使いなどが違いでしょうか。
しかしながら、6500r.p.m.からレッドゾーンのはじまるレヴカウンターが
ホワイトの文字盤になっていたり、数字のグラフィックが “ヤル気” になっていたりと
オーナー心をくすぐる演出が施されているのはニクイところ。
このあたりは、さすがディエップの技術陣! ツボを心得ていらっしゃる。
もうひとつの美点といえるのが、このアルミ地肌(RSの特徴です)の3ペダル。
ペダルの配置や位置自体はGTと変わりませんが、そのドライブ環境は絶妙! のひとこと。
ひと昔前と違って、フランス車だからといって右ハンドル化の弊害はありません。
これから、真面目にMT車で腕を磨きたい! ヒール&トーを練習したい! なんて思っている
エンスージァストには是非乗っていただきたい1台です。
さらにいえば、この5段M/Tのフィールも素晴らしい。
基本的にはGTと変わらないハズなのですが、RSの1.6ユニットに合わせた
セッティングが施されているのは間違いなく、エンジンの美味しいところを
“使い切る”ドライブができます。こういう真面目でファンなMTを作らせると上手いですね、ルノー。
そして忘れてはいけないのが、このシートのデキ(赤かぶりした写真ですいません)。
トゥインゴGTより、さらにホールド性の増したスポーツシートながら、
タッチの柔らかさは、伝統のルノー・ライドそのもの。
それでいて、しっかり芯のあるシートなので、ひっちゃきになって走っても
クルージングしながら走っても、ドライバーに疲労を感じさせない、素晴らしいデキになっています。
このシートだけでも、このクルマを買う価値あり(多少誇張あり)です!
また、この1.6リッターK4M-RSユニットがいい。
1.2リッターのGTに比べると、当然のことながらパワフル&トルクフル。
それでいて、トゥインゴRSのシャシーの出来映えはクラス随一ですから、同じスキルのドライバーが
操るのであれば、アバルト500より断然速く走れるはずです。
もちろん、欧州車らしい濃密な快適さを味わいたいというのなら、
ベストバランスのトゥインゴはGTということになりますが、ホットハッチという
80sっぽい響きに郷愁を抱くヤンチャ(死語)な貴兄には、
アバルト500や、ポロGTIよりオススメしたい1台です。
気になる方、すぐにプラネックスカーズで試乗をオススメします。
これは本当に速いもの勝ち!
(※すいません、もう売れてしまいました。が、欲しい方のオーダー受け付けますよ!)