2025.07.03

さる6月28日、29日にスコットランドのバーウィックシャー州にあるダンズ城(Duns Castle Estate)において、チーム・ロータスの偉大なるレーシング・ドライバー、ジム・クラークのインディ500優勝、そして2度目のF1ワールドチャンピオン獲得60周年を記念した『2025 Jim Clark Celebration Weekend』が、The Jim Clark Trustの主催で開催されました。

このイベントに、かつてクラークがドライブしたロータス18F1を所有してからThe Jim Clark Trustとの親交を深めているPLANEX CARSの久保田克昭が招待され、愛機ロータス30S2とともに参加してきました。


フライング・スコットと呼ばれ、未だ数多くの記録、伝説が語り継がれるジム・クラークのメモリアルイベントということもあり、Classic Team Lotusをはじめとするクラークゆかりのマシンを所有する団体、コレクターがダンズ城に集結。クライブ・チャップマンはもちろん、スコットランドの後輩としてクラークを慕うサー・ジャッキー・スチュアート、ダリオ・フランキッティらレジェンドも多数会場に詰めかけ、和やかな雰囲気のもとクラークを偲びました。





とにかく凄かったのが、集まったマシンたち。1967年にクラークがドライブしたロータス49はもちろん、ボーダー・リバーズ時代にドライブしたポルシェ356A、プライベートカーのロータス・エランS1、そして先ごろ発表されたロータス・エミーラ・クラークエディションにいたるまで、数十台の貴重なマシンが集結しました。

またイベント中に行われたデモランで、久保田はクラークがタスマン・シリーズでドライブしたロータス32Bをドライブするチャンスに恵まれました。「すごくドライブしやすかった!」とは走行後の本人のコメント。
デモラン ロータス32B


また夜に行われたパーティーでは、ダリオ・フランキッティやチャップマン・ファミリーとの交流を深め、ロータス愛に溢れた楽しくも濃い週末を過ごすことができました。
