CARS Report

『Planex スマカメ F308』第2戦で3位入賞!

2017.04.05
©JAPANESE FORMULA 3 ASSOCIATION
『Planex スマカメ F308』とともに7年ぶりに全日本F3選手権-Nクラスへのフル参戦を果たしたPLANEX CARS代表の久保田克昭。3月31日から4月2日にかけて行われた開幕岡山ラウンドでは、土曜の第1戦で4位、日曜の第2戦で3位入賞と幸先のいいスタートを切りました!


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38年の歴史を誇る全日本F3選手権。2017年シーズンは総勢18台がエントリー。そのうち旧型シャシーに3S-GEのワンメイクとしたF3-Nクラスには7台がエントリー。しかも様々なカテゴリーで活躍してきた強豪ばかりなので、激戦が予想されます。
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昨年の最終SUGOラウンドで久々にF3復活を果たした久保田は、ダラーラF308 & トヨタ3S-GEの『Planex スマカメ F308』でエントリー。すでに8年以上前のマシンではありますが、メンテナンスを手がけるハナシマレーシング代表の花島広樹氏いわく「当時よりもタイムが上がってるので、モノコックの耐久性などマシン的な問題はまったくない」とのこと。
久保田自身、3月に行われた鈴鹿合同テストでは苦戦を強いられましたが、続く富士合同テストではNクラス3位、事前の岡山でのテストでもクラス4位と尻上がりに調子を上げてきています。
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開幕岡山ラウンド。土曜に行われた1回目、2回目の公式予選は難しいウエット・コンディションということもあり基準タイムに到達できませんでしたが、第1戦、第2戦ともクラス5番手からの出走となりました。
そして4月1日午後に行われた第1戦の決勝。クリーンなスタートを決めた久保田は、オープニングラップでB-MAXレーシングチームのDRAGON選手に続くクラス2位にジャンプアップします。
その後もポジションを死守し続けますが、後方から追い上げてきた霜野選手にパスされ3位。そして植田選手とのバトルの末、25周という長丁場を4位という結果で走りきりました。
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4月2日の午前に行われた第2レース。スタートでストールしかけるも植田選手と3位争いを展開。その後、植田選手と接触しスピンを喫し後退するものの、レース終盤に起きた植田選手とヤン選手のアクシデントにより、ヤン選手にペナルティが課せられたことで、久保田にとって初となる3位入賞を果たしました。
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残念ながら日曜午後の第3戦はリタイアとなってしまったものの、開幕で2戦連続入賞を果たし、ランキングでも4位につけている久保田。応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
55歳のジェントルマン・ドライバーがF3という舞台でどのような活躍をみせることができるのか? 次戦以降の戦いぶりも注目してください!