CARS Report

オートモビルカウンシル2024でセナのロータス97Tを展示します

2024.03.01
2024年4月12日(金曜日)から14日(日曜日)にかけて千葉県幕張メッセで開催される自動車文化にテーマを当てた屋内イベント『オートモビルカウンシル2024』。

その主催者テーマ展示の1つ『アイルトン・セナ没後30年 特別企画 駆け抜けた天才の記憶』において、アイルトン・セナのドライブしたF1の1台としてPLANEX CARSの1985年型ロータス97Tルノーが展示されることになりました。


97Tといえば、雨のポルトガルGPでセナが初のF1優勝を果たしたマシンとして有名ですが、その礎を築いたのが、完成直後から精力的にテストカーとして使われたこの97T/1でした。当時のチャートを見ると、ドニントン・テストからシーズンを通して積極的にセナがドライブしていたのが伺えます。
モナコGPでエリオ・デ・アンジェリスがドライブして3位入賞も果たした97T/1は、翌年の98Tのためのテストにも用いられており、現在は86年仕様のルノーEF15B、もしくはEF15Cと思われるエンジンが搭載されていることからも、その様子が伺えます。
ちなみに4台が製作された97Tで実働状態にあるのは、クラシック・ティーム・ロータスが所有するポルトガルGPウィナーの97T/2と、この97T/1のみです。ぜひ、この貴重な個体をご覧いただければと思います。
オートモビルカウンシル2024の前売りチケットはすでに発売中。他にも魅力的な主催者テーマ展示、一般展示が行われます。その詳細は順次公式HPで紹介されていますので、そちらをご参照ください。