CARS Report

やっぱ、人生に一度はホットハッチに乗らないと!

2011.07.15

 

まずはこの動画をご覧ください(ちょっと重いかもしれませんが)。

2003年にドイツ・ニュルブルクリンクで行われたADAC VW LUPO CUPの模様です。

いやぁ、これを見るとあの小さく、可愛らしいVWルポが急にカッコ良く見えますね!



VW ルポといえば、1998年にデビューしたVWの超コンパクトカー。

日本への導入は2001年〜2006年まででしたが、

小さいながらも4人が乗れるユーティリティの高さがウケ、結構な台数が販売されました。

実際、乗ってみると日本のコンパクトカーとは比べ物にならないほど走りが良い。

なんか80年代のドイツ車のように、操作系すべてがガッシリとした重さを持っていますが

それが逆に心地いいくらい。特に高速長距離移動などすると、こんなにしっかりしてるの!

とビックリするほど。

 

そんなルポ・ファミリーの最強バーションが、1.6リッターDOHCエンジン+6段MTのGTI。

さっきの動画は、このGTIをベースにしたカップカーによるワンメイクレースなのでした。

 

 

ちなみにカップカー自体も日本で販売されていますが、これが市場に出ることはホントにレア。

というか、最近はGTIですら、あんまり市場で見かけない。

 

いま、プラネックスカーズにあるGTIは2004年式で79万円! ほぼ国内最安値。もちろん修復歴なし。

じゃあなんでそんなに安いのか? というと、距離が87000kmも走っているから。

あーーーー多走行車かぁ、惜しいなぁ。と車内をみてビックリ。

キレイなんです。ステアリングも変な擦れかたとかしてない。

 

 

距離を乗っていると痛みやすい、バケットシートのサイドサポート部にも

擦れたり、破れたりした痕跡はまったくなし。というか、シート自体もへたってない。

おおー!

 

 

エンジンルームを見て納得。このクルマ、ちゃんとマメに整備がされた1台のよう。

きっと、好きモノのオーナーが大事にしながらも、クルマらしくガンガン乗ったんでしょうね。

 

そういう意味では、手軽にGTI(もしくはホットハッチ)を楽しみたい! という方にはオススメ。

値段も値段なので、これをベースにロールバーとか入れて、レースカーを仕立ててみても良いかも。