2012.02.17
©The Goodwood Estate Company Limited
時価ウン億円、十ウン億円といわれるフェラーリ250GTOや、デイトナ・コブラから
GT40、ローラT70といったスポーツカー、はたまたF1まで、あらゆる歴史的なマシーンが
本気のバトルを繰り広げる事で有名なグッドウッド・リバイバルミーティング。
毎年9月に英国で行われるヒストリックカーレースの最高峰の舞台で、こんな1台を見つけました。
見覚えありませんか?
そう、現在もプラネックスカーズで展示販売中のアストン・マーティンDB5(の同型車)です。
ところが様子がちょっと違う。
良ーく見ると、なんとルーフ上にランプが付いているのが分かります。
実はこのクルマ、レースの会期中にコース上に投入されるセーフティーカーなのです。
(よくF1中継に出てくるAMGと同じ役目のクルマです!)
1966年に閉鎖されて以来、当時の姿のまま保存されているグッドウッド・サーキットで開催される
レースだけあって、グッドウッド・リバイバルはドレスコードも厳格なのがひとつの特徴。
参加するクルマはもちろん、エントラントやギャラリーまで(!)1960年代の服装をすることが
強く推奨(強制と書かないところが流石)されているのです。
よって、会場で使うセーフティーカーも筋金入りというわけ。
ちなみにいざと言う時のレッカー車も、年代物のランドローバーだったりします(笑)。
どうです? 今年の秋のグッドウッドの前に、このDB5をイギリスに送って
サーキットまでこのクルマをドライブしながら観戦に行くというのは?
(実際、そういうギャラリーは山ほど居るのですが……)
最高の贅沢だとおもいませんか??