CARS Report

プラネックスカーズで探す輸入中古車〜予算200万円編

2011.11.28

 

 

さて、前回にひきつづきプラネックスカーズの良質車を予算別でご紹介していくシリーズの第2弾。

今回は、『プラネックスカーズで探す輸入中古車〜予算200万円編』です。

100万円編に比べると、グっと車種のバラエティ豊かになるのですが、

その中でも超オススメとしてご紹介したいのが、この初代カングー。

 

「またカングーかよ! 」という声も聞こえてきそうですが、良いんです。

だって、カングーは得意中の得意なんですからっ!



ということで、最初にご紹介するのは

 

2009年式 ルノー・カングー1.6 178万円

 

初代カングーとしては、最後期にあたるモデルでワンオーナーのディーラー車。

ボディカラーはレアなミントブルーで、走行距離は1.8万kmという極上車であります。

 

御覧のように、新車同様といってもいいほど、奇麗なインテリア。

トランスミッションは人気のオートマ。もちろんETCも付いていますし

HDDナビまでついている!
 

そのお陰でセンターコンソールのインフォメーションディスプレイが外されていますが

もちろん元に戻す事も可能。でも、個人的にはこのHDDナビがついた状態の方がいいと思います。

その理由はまた後で。

チェック柄がステキなシートは気になるヤレなどなし。

というか、フロントシートはいつ座ってもうっとりするほどソフトなルノーライド。

さすがにこのテイストはこの後のフランス車でも作る事はできないでしょう。

1980年代の濃くも個性的だったフランス車にシンパシーを感じる方には是非!

そうでない方もぜひ一度座ってみてください。ヤラれます。

 

そして驚いたのがエンジンルーム。1.8万km走った約3年落ちのクルマとは思えないほどピッカピカ。

1.4時代は多少動力性能に不満もありましたが、この1.6なら過不足無し。

オートマでも、心得のある人が乗れば驚くほど速く走ります。

 

カングーも生産中止から暫く経って、どんどん極上車が減ってきていますから

こういう出物が出てくる機会もどんどん減っていってしまいそう。お早めに!!

 

そして言うまでもなく、ラゲッジスペースや小物入れなどの収納スペースは

ヘタなワンルームマンションよりも充実。

全長4035mm、全幅1675mmというコンパクトなサイズは、このクルマ最大の美点。

1810mmという車高の問題さえクリアできるなら、これ以上のファミリーカーはない!

とまで断言できます。

 

もちろん今なら新車保証も継承できます!!

 

で、最後にダメ押し。エクリプスのHDDナビが付いているおかげで、このクルマには

リアビューカメラがもれなく付いている!

そもそも見切りの良いクルマではありますが、狭い駐車場だったり、子供が周りにいるような

環境だと、このリアビューモニターで後方を確認できるのは、本当に便利。

 

マジでオススメです。

 

つづいてご紹介するのはまたもルノー。それも悲運(日本市場では)の傑作車です。

 

2006年式 ルノー・グランセニック 2.0 グラスルーフ 128万円

 

乗用車ベースのミニバンの先駆的存在ともいえる初代セニックのあとをうけ、2003年にデビューした

ルノーのベストセラー・ミニバン。

本国では5人乗りのセニックと、7人乗りのグランセニックの2種類がラインナップされていましたが

日本に正規輸入されたのは7人乗りのグランセニックのみ。

しかしながら、豪華装備主義の日本ミニバン市場では、その本質的な良さが理解されないまま終わり

2006年に本国でマイチェンモデルが発表されるも、日本には導入されず撤退となってしまった悲運の1台。

 

が、このグランセニック。

一度乗ってみると、国産ミニバンに乗るのがバカらしく思えて来るほど素晴らしいデキ。

個人的に2年以上生活をともにしたことがあるので、多少の贔屓はありますが

運転環境、パッケージング、そして自動車として最も重要なドライバビリティのどれをとっても

同時期の同クラスでこのグランセニックを上回るクルマは存在しません。

 

この個体の走行距離はまだ3.8万km。

 

この頃からルノーが導入して一部で不評をかった電動パワステに関しても、

グランセニックではあまり変な癖はかんじられません。
 

しかも開放感あふれる前後グラスルーフつき。

カングーとは違う、バカンス感覚を日常で味わえます。

 

エンジンはルノーお馴染みの2リッター4気筒。

オートマとの組み合わせで、国産ミニバンに比べると遅く感じてしまうのが

グランセニックが受け入れられないひとつの要因ではありました。

(本国ではマニュアルが基本ですから)

 

しかしながら、クルマの性格を考えるとこういう味付けの方がマッチしているのは明白。

スポーティに走りたいのなら、ちゃんとスポーツカーを買ったほうが良いと思います。

世の高いクルマでムチャな運転するのは本当に危ないですから。

 

そしてグランセニック最大の特徴である床下収納式の3列目シート。

シートの形状も小さめで、若干レッグスペースも狭いですが、その分ラゲッジスペースが

”使える”広さを確保しているのも特徴。

エマージェンシーや子供用として使ったほうがいいと思います。

 

不人気車(不出来にあらず)だったこともあって、市場ではほとんど見かける事のない

グランセニック。しかしながら、ちゃんと走って、ちゃんと使えるミニバンを探している!

という方には、もってこいの1台といえます。

 

この他にもプラネックスカーズには……

 

2003年式 BMW Z4 2.5i     138万円

 

といったスポーツカーも在庫。

こちらは純正の18インチアルミ付きのディーラー車で、走行は6.7万km。

当時物議を醸したクリス・バングルの個性的なデザインも、今となってはスッキリと見えますね。

 

MTモード付きのオートマ仕様で138万円!

セカンドカーとして使うのもいいかも。

 

さらに現行E90 BMW 3シリーズに関してはよりどりみどり!

 

2005年式 BMW 330i ハイライン  198万円

 

E90シリーズの初期モデルで、走行はまだ2.3万kmあまり。

3シリーズのド定番というべきモデルで、しかもワンオーナー車。

ごく普通の真面目で走りの良いセダンをアシにしたいという方にはうってつけの1台です。

 

ということで、次回は予算300万円編をお届けします!