CARS Report

MERCEDES BENZ E63 AMG

2011.10.06

今日は、プラネックスカーズにやってきた大物!

ほぼ新車同様という、メルセデス・ベンツE63 AMGをご紹介しましょう!



■メルセデス・ベンツE63 AMGについて

メルセデスのチューニングカー&ハイパフォーマンスカー部門として知られているAMG。

そもそもは、1967年にハンス・ヴェルナー・アウフレヒト、エバハルト・メルヒャーによって設立された

チューニング&レースファクトリーで、彼らの頭文字と、アウフレヒトの故郷グロース・アスパッハの

頭文字を取って”AMG”と名付けたというエピソードが残っている。

 

E63 AMGは、2009年にデビューしたW212型Eクラス・ベースのハイパフォーマンス・サルーンで

AMGによって設計された初の自社ユニット、M156型6.2リッターV8(524ps/6800r.p.m. & 64.2kg-m/5200r.p.m.)

を搭載。トランスミッションは、Eクラスの7段ATをベースにマルチプレートのクラッチを組み込んだ

AMGオリジナルのAMGスピードシフトMCTを搭載する。

 

またAMGらしく、そのチューニングは細部まで徹底しており、

サスペンションはフロントに新開発のコイルサスペンション。

リアにエアサス&AMGライドコントロールスポーツサスペンションを装着。

さらにブレーキはもちろん、ステアリングギアボックスのギア比まで変更する徹底ぶりをみせている。

 

ちなみに旧型比で9%の燃費改善を果たしている上に

0-100km/h加速4.5秒、10・15モード燃費6.1km/lリッターというパフォーマンスを誇る。


 

では、プラネックスカーズに展示中のE63 AMGをご紹介しましょう。

このクルマは、2010年式のディーラー車でワンオーナー。

走行はわずか1483kmと、まだナラシも終わっていないような新車同然のコンディションを誇ります。

新車価格は1495万円でしたが、この個体の販売価格は1080万円。

それだけでも、かなりお買い得なのがお分かりいただけると思います。

 

 ご覧のように、各部に保護用のビニールが残る車内は、まさに新車そのもの。

このE63 AMGは、アルミ製のパドルシフトがステアリング裏につき、ATセレクターが

センターコンソールに備わる等、クセのないドライブ環境を実現しているのも特筆すべき点。

その7段AMGスピードシフトMCTは、変速も素早くスムーズで、ハイパワーなエンジンとの

マッチングも素晴らしい仕上がりになっています。

 

また、左ハンドル仕様というのも昔からのマニアの方には嬉しいポイントといえるかもしれません。

 

 フロントシートは、レザー製のスポーツシート。

メモリー機能、シートヒーター、電動ランバーサポートなどが装備されており

快適性能においても不満のまったくない出来映えになっています。

 

 

一方リアシートは、W212型Eクラスそのものゆえ、居住空間に関しては

必要十分以上のスペースを確保。

そういう意味でも、走りに拘りつつ日常のすべてを1台でこなしたいという

オーナーには最適な選択といえるかもしれません。

タイヤはスタンダードな18インチ仕様。

フロントのサイズは255/40R18。リアのサイズは285/35R18。

ブレーキは前後ともにベンチレーテッド・ディスクとなっています。

 

 AMG自社製の6.2リッター DOHC V8 M156型ユニット。

同社の“oneman-one engine"というポリシーに則り、組み立て担当者のサインが

ヘッドカバーに刻まれているというのも、所有欲をくすぐるポイント。

 

また524psというハイパフォーマンスを誇りながら、旧型に比べ燃費性能が

向上しているところも見逃せない。

 

いずれにしろ、このような距離の少ない極上の個体が市場に出て来るのは稀なE63 AMG。

それでいて、圧倒的に安いプライスダグは非常に魅力的といえると思います。

もちろん、保証継承しての納車となりますので、安心してお乗りいただけます!