CARS Report

J CCA 筑波 F レースに B110 サニーで参戦!

2020.10.22
淺井浩次
さる10月18日、筑波サーキットでJAF公認のクラシックカー・レース、JCCA筑波ミーティング・エンディランスが開催されました。1960年代のツーリングカー、スポーツカーからフォーミュラカーまで様々なカテゴリーが用意されている中でも、80年代のTSレーサーで競われるTS CUPと並んでコンペティティブなレースとして知られるF RACEにPLANEX CARSの久保田克昭が参戦してきました。


淺井浩次
F RACEは1970年代までのフルチューニング・レースカーによって競われるレース。1310cc以下のF-1クラス、2400cc以下のF-2クラス、2401cc以上のF-3クラスと排気量別に分けられているものの、それ以外のエンジン、ボディワークなど改造範囲は自由というレギュレーションの元で行われるスプリントレースです。
このレースに久保田は、長年ハナシマレーシングで製作を進めていた1971年式日産B110サニーで出場。ハナシマレーシングのボス花島広樹さんといえば、TSサニーの名門として知られたトリイ・レーシングでそのキャリアをスタートした経歴の持ち主。名機 日産A12ユニットのO/H、チューニングに関して右に出る者はいない匠でもあります。
花島さん曰く、今積んでいるエンジンは本番仕様のものではないとのことでしたが、もちろんクルマの仕上がりはバッチリ。新型コロナ・ウイルスの影響でスプリントレースは今シーズン初となってしまった久保田も気合十分でレースに臨みます。
淺井浩次
今回は全部で16台のエントリー。そのうち久保田の参戦するF-1クラスはB110のみ5台のエントリーなのですが、いずれも手練揃い。このクルマでレースをするのも、このクラスに出場するのも初めての久保田は予選で1分6秒039を記録。全体で10番手、クラス5番手となりました。
淺井浩次
迎えた決勝レース。久々のスタンディングスタートながら、綺麗なスタートを切った久保田は格上のF-3クラスのスカイラインGT-Rをマークしながら、ペースアップ。見事総合6位、クラス3位でフィニッシュ。レース中のラップタイムも1分5秒132と、予選のクラストップタイムにコンマ3秒まで迫ることができました。
今シーズンのF RACEはこれで終了ですが、久保田自身は十分な手応えを得た様子。この調子で来シーズンもさらなる飛躍を目指して参戦していく予定です。
PLANEX CARSでは、プレミアムカー、クラシックカー、レーシングカーの販売の他にも、このような国内クラシックカー・レースへの参戦、サポートのご相談も受け付けています。
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