911カレラに搭載されるのは、最大出力370HP/最大トルク450Nmの３リッター水平対向６気筒ターボユニット。
もう一方の911カレラSに搭載されるのは、最大出力420HP/最大トルク500Nmの３リッター水平対向６気筒ターボユニット。
いずれも最高出力が先代比で20HPアップしているほか、トルクが大幅に向上しており、一層のパフォーマンスアップが図られています。無論、燃費性能も大幅に向上。

このように排気量を縮小したにも関わらず、スペック的には大幅な向上を果たした新しい911をポルシェでは「ダウンサイジング」ではなく「ライトサイジング」と呼んでいます。

新しい911の外観上の特徴は、縦スリットの入ったリアのルーバー。
これもただの飾りではなく、エンジンとインタークーラーへの吸入量を十分に確保するためにデザインされたもの。
この新しいリアビューの911が街に溢れるのも、そう遠いことではないでしょう。

さらに918スパイダー風のステアリングを採用したり、Apple Car Playを使用できるようになった新開発のポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム（PCM）を採用。ナビなどの使い勝手が一気に向上しました。またカレラSにはオプションとしてリアアクスルステアも設定。

このように全方位的に進化した911。
日本市場には３月末からデリバリーが開始されるそうです。