ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されたFIAマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンでの
久保田克昭×ロータス72Eの活躍をお伝えしましたが、その圧勝劇の立役者となった
ひとりのエンジニアをご紹介したいと思います。
それが静岡を拠点に活動するレーシングチーム、HANASHIMA RACING(ハナシマレーシング)の代表であり
日本を代表する名チューナーである花島広樹さん。
日本の名レース100選 ’92 仙台ハイランドF3 三栄書房刊より)
1989年に名門トリイレーシングに入社後、ル・マン9勝を誇る偉大なチャンピオン
トム・クリステンセンのエンジニアを務めるなど、多彩なキャリアを誇る花島さん。
クリステンセンが1993年に全日本F3タイトルで獲得、インターナショナルF3リーグで優勝できたのは
花島さんあっての快挙。日本レース界には欠かせない、匠のひとりです。
そんな花島さんの手がけるエンジンは、F3界”最強のエンジン”として今も君臨しつづけています。
その匠の技は、久保田の駆るF1マシンに搭載されているコスワースDFVでも発揮されています。
現在のロータス72Eの好調ぶりは、このエンジンはもとより
1年間をかけてマシン全体のパッケージをじっくりと熟成させていった、
花島さんの「ゴッドハンド」によるものといっても過言ではないのです。
さらに、TSサニーの名門として知られたトリイ・レーシングに入門したという経歴からも
お分かりのとおり、名機 日産A12ユニットのO/H、チューニングに関して
花島さんの右に出る者はいません!
またこのジャガーのXJユニットや、ロータス・ツインカムといった
ヒストリック・エンジンのO/H、チューニングもお手のもの。
花島さん自身、もともとバイク乗りだったということもあって
2スト、4ストに限らず、オートバイのエンジン(写真はスズキGSX1000)もバッチリ。
ということで、ヒストリックカーからスーパースポーツ、さらに本格的レーシングマシンに至るまで
エンジンやその他でお困りのことがあったら、是非ハナシマレーシングに相談されることをお勧めします。
静岡県静岡市清水区半左衛門新田72-3
電話:054-348-1271
FAX:054-347-6164
e-mail:hanashima-racing@utopia.ocn.ne.jp