またまたプラネックスカーズに極上の希少車が入荷してまいりました。
長らくスモールフェラーリの座を守り続けてきた、308/328系に代わり
1989年のフランクフルト・ショーでデビューを飾った、第3世代のスモールフェラーリです。
このクルマは、1993年式の前期型最終車。
並行輸入車ながら、走行はわずか2.5万km。
2.1万km時に鬼門のタイミングベルトを交換するなど、マメにメンテナンスが施された車輛で
純正17インチアルミを履いたフルノーマル車。
いまや、コンディションのいいフルノーマルのベルリネッタ(ここも貴重)を探すのは
至難の業といってもいいと思います。
そんな348tbを 459万円 で買えるチャンスはこれが最後かも!
今や懐かしい、アナログなコックピットもご覧の通りのコンディション。
スモールフェラーリとして初めてセミモノコック構造を採用したこともあり
初期型では剛性不足からくる操縦性の不備も指摘された348ですが
地道な改良を受け、この頃になると洗練され完成度が高くなっています。
エンジンは、300psを発揮する3.4リッター 90度V8DOHCのF119Dユニット。
308/328系と違い、しっかりと縦置きでマウントされているのは、348の美点のひとつ。
もちろん、スペースの都合でリアにラゲッジスペースはありませんが、
ミッドシップカーとしてはこちらのレイアウトの方が純粋。
車重は1465kgと、後のF355や360に比べて軽いというものではありませんが
全長4230mm、全幅1895mmというコンパクトなサイズは魅力的。
しかも、オリジナル状態の個体が少なく貴重なベルリネッタであるうえに
このような革の鞄付きの純正工具が揃っているというのも最大の魅力。
今後コレクターズアイテムとして、ノーマルの348tbが珍重されるのは間違いないところ。
そういう意味でも495万円という価格はお得です!