世の中エコエコと、環境に優しいクルマがブームになっておりますが、
その一方でハイパフォーマンスカーのジャンルも花盛り。特に昨今のスーパー4ドアサルーンたちの
パフォーマンスは、ヘタなスーパーカー顔負けの驚くものだったりします。
そこでまずご紹介したいのがコチラ。
2009年の上海モーターショーでポルシェ念願の4ドアサルーンとしてデビューしたパナメーラには当初
FRノンターボのパナメーラS、4WDノンターボのパナメーラ4S、そして4WDターボのパナメーラターボ
という3種類がラインナップされました。
ここに紹介するのは、2WD NAのパナメーラS。実はこのクルマ、ポルシェ史上初の純粋なFR
(924や928はギアボックスをリアデフ前に配置したトランスアクスル方式でした)でもあるのです。
ポルシェが後期型997で投入し、話題となったツインクラッチ・セミATシステムであるPDKを備え
フロントに400psを発揮する4.8リッター水冷V8ユニットを積むパナメーラSですが
軽量なうえに(あくまでパナメーラ一族の中で)FRという駆動配分も相まって、シリーズの中では
一番軽快なハンドリングが楽しめるドライバーズカーに仕上がっています。
また、日本仕様車は可変ダンパーシステムPASMが標準で装備されているので、路面&速度状況に応じた
適切なサスペンションセッティングをセレクトできるのも特徴です。
そんなパナメーラSの走行わずか1.4万kmのディーラーが 1098万円
BOSEのサウンドシステムや純正HDDナビ、ムーンルーフなどが装備されているのを考えるとお買い得です!
そしてもう1台。近年ではメルセデスやBMWよりも「知的でクール」というイメージが受け
ヨーロッパで圧倒的にシェアを伸ばしているアウディの最高峰サルーンA8のスポーツ版、S8のご紹介です。
2代目となるD3型のS8は、2006年の東京ショーでデビュー。
そのノーズに搭載される5.2リッターV10エンジンは、同族グループとなったランボルギーニの
ガヤルドに搭載されているV10をルーツに持つもので、
「ガヤルドのエンジンを積んだアウディ」として一躍脚光を浴びました。
450ps! を発揮するV10に組み合わされるドライブトレインは、
アウディお得意のクワトロ・フルタイム4WDシステムと、6速ティプトロニックギアボックス。
ASF(=アウディ・スペース・フレーム)と呼ばれる軽量なアルミボディと相まって
スーパーカー顔負けのパフォーマンスを発揮します。
そんなアウディS8のディーラー車&走行1.7万kmという良質車が、なんと 648万円。
もう何も申しません。早い者勝ちです。