CARS Report

PLANEX CARSのドライバーが週末にダブルウィン!

2020.07.21
日本でもようやく2020年のモータースポーツ・シーンが復活しつつある中、嬉しいニュースが飛び込んできました! 7月19日にツインリンクもてぎで開催された『idlers 夏の12時間耐久』で、PLANEX CARS代表の久保田克昭が優勝! さらに富士スピードウェイで行われた『2020 AUTOBACS SUPER GT Rd.1 たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE Final』のGT300クラスで、PLANEX CARSサポートドライバーの吉田広樹選手が優勝を飾りました!


今回久保田がドライブしたのは、かつてSUPER GTのGT300クラスにチームとして参戦、自身もル・マン・クラシックでトムス85C-Lで走っている国江仙嗣氏率いるGulf Racing Japanの1970年型ポルシェ911タルガ。ご覧のように内外装ともに手を加えていないところはない! という国枝氏入魂の1台です。
シトロエン2CV からダラーラ・ストラダーレ、ランボルギーニ・ウラカンGT3に至るまで、あらゆるモデルが参加可能なこのレースには今年も約50台がエントリー。猛暑の中、朝8時に12時間後のゴールに向けスタートしました。
今年こそは念願の優勝を! という意気込みで臨んだGulf Racing Japanは、事前にテストも行うなど完璧な仕上がりと体制。スタートから上位グループを快走しますが、2時間目に3速ギヤがなくなり、4速ギヤにキープして労わりながら走るという苦しい展開となってしまいます。
 
しかしながら15年間このレースに参加し続けている国江氏と、今季初レースにかける久保田とのコンビネーションは盤石で、並居るライバルを退けて総合2位を走り続けました。そしてラスト3分となった時にトップが脱落! 50年前に作られた911タルガで、手負いの状態ながら、見事総合優勝を飾ったのです。
 
これは国江氏にとっても15年参戦し続けたアイドラーズ12時間で初優勝という快挙。愛娘の麻莉ちゃんが応援に駆けつけた久保田にとっても嬉しい今季初優勝となりました。
 
Photo:©SUPERGT.net
さらにこの日は、富士スピードウェイでSUPER GTもついにスタート。開幕戦となった『2020 AUTOBACS SUPER GT Rd.1 たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE Final』には、今年もPLANEX CARSサポートドライバーの石浦宏明選手がGT500に、山内英輝選手と吉田広樹選手がGT300に出場しています。
その中で絶好調だったのが、今季からマシンをJAF-GTのGRスープラGTにスイッチした。
今季からマシンをJAF-GTのGRスープラGTにスイッチした埼玉トヨペットGreen Braveの吉田広樹選手。予選ではスープラとしての初レースながら川合孝汰選手とのコンビで4位を獲得。決勝でもスタートドライバーを務めた川合選手が序盤からトップ争いを展開します。
Photo:吉田広樹Facebookより
そして33周目に吉田選手に交代。タイヤ無交換作戦も功を奏してトップをキープしたまま、見事にGT300クラス優勝を果たしました!
残念ながらこちらも好調を維持していたSUBARU BRZ R&D SPORTの山内選手はトラブルでリタイア。一方ZENT GR SupraでGT500を戦う石浦選手は4位に入っています。