CARS Report

今月発売のカーマガジンにブガッティEB110が紹介されました!

2012.01.26

1月26日発売のカー・マガジン誌(ネコ・パブリッシング刊)の巻頭特集

「奇跡のクルマたち」に、プラネックスカーズのアイドル、ブガッティEB110が掲載されました。

 

さらに、お馴染みBowさんによる表紙画もEB110! となっています。

是非御覧ください。



 

ブガッティといえば、1989年にロマーリ・アルティオーリによって再興された伝説のブランド。

彼らが1991年に発表したスーパースポーツEB110は(結果としてこれが唯一の量産車になるのですが)

最高時速340km/hを標榜し、一躍当時のスーパーカーリーグのトップに君臨したのでした。

 

このEB110の主任設計者を務めたのは、かつてランボルギーニ・カウンタックを生み出した

エンジニア、パオロ・スタンツァーニ。

そして技術責任者を務めたのは、ストラトスやF40を手がけた

これまた天才エンジニアのニコラ・マテラッティ。

さらに、そのデザインを手がけたのは、あのマルチェロ・ガンディーニだったのです。

 

そう、ブガッティEB110は4WDシステムなどを採用した理想的なカウンタックとして

1990年代に甦ったともいえるのです。

 

 そんなEB110ですが、いま改めてコックピットを見てみると、その意匠は実にアナログ。

しかしながら、上質な革とウッドがふんだんに使われた空間には

今のスーパーカーでは感じられない、独特なデカダンスが漂います。

 

 そして、3500cc V12 DOHCユニットもまた芸術的。

こうしてみると、その外観にもランボルギーニV12ユニットの名残が感じられる気がします。

 

最後にそんなEB110のカルトネタ。

 

なんとEB110のメーカーズプレートには、シャシーナンバー、エンジンナンバーなどのほかに

初代のオーナーの名前まで刻印されているって知ってました??

セカンドオーナー以降の皆さんにはちょっと微妙なサービスですが……。