2026.11.05

さる10月25日、筑波サーキットで『World Heritage GC Returns 2026』の第2戦が開催されました。今シーズンも国江仙嗣氏所有のWorld Heritage ITOHAM ローラT88/50 セルモ89Gで出場しているPLANEX CARSの久保田克昭は、小雨降る難しいコンディションの中、見事ポールtoウィンを飾ることができました。

7月20日に岡山国際サーキットで開幕した『World Heritage GC Returns 2026』では、エンジンが掛からず予選不出走。7番グリッドからスタートした久保田は、最終的にオーバーオール/Gen.3で3位に入賞しました。
そして迎えた第2戦筑波ラウンド。全3戦で行われる『World Heritage GC Returns 2026』においては、シリーズタイトルを左右する天王山ということもあり、参加6台ながら、いずれもチャンピオンを狙う強者が勢揃いしました。

土曜に行われた練習走行はウェット。日曜午前に行われた予選も微妙なセミウエットコンディションとなりましたが、久保田はドライタイヤで最終周に1分4秒883を記録してポールポジションを記録しました。


一方、オーナーの国江氏はGen.1にマナ09で出走。1分6秒595を記録してオーバーオール4位(クラス2位)につけています。

そして午後2時から決勝がスタートするところだったのですが、なんとか持ち堪えていた天気が急変。無情にも雨が降り始めてきました。

とはいえまだ路面はウエットとは言えない状態。そこで各陣営スリックでいくか?レインにするかの選択を迫られたのですが、午前にドライタイヤで出したタイムが、前日のウエットタイヤでのタイムに及ばなかったこと。このコンディションではタイヤに熱を入れるのも難しいことから急遽ウエットタイヤにチェンジしてグリッドに並ぶこととしました。

ローリングスタート方式で始まった決勝レース。久保田は上手くタイミングをあわせ、トップを死守したまま1コーナーに向かいます。

久保田の背後にはオーバーオールでのチャンピオン獲得を目指し、マシンをMCS1からマーチ74Sにスイッチした上住道人氏(JAF F4やGT300に出場経験あり)が迫りますが、エンジンブレーキの効かないロータリー・エンジン特有の乗り方を掴んだ久保田は、少しずつペースを上げ、ギャップを築いていきます。

その後方では国江氏のマナもオーバーオール3位、Gen.1クラス2位に浮上。ウェットの難しい路面コンディションながら、1分7秒台のラップタイムで快調に飛ばします。

その後もミスなく走り続けた久保田は、最終的に予選を大きく上回る1分1秒360のファステストラップを記録して優勝。GC Returnsではじめてポディウムの頂点に立つことができました。

Gen.1では終始安定した速さをみせた上住氏のマーチ74Sが優勝。2位にはマナ09の国江氏、3位には予選の不調を克服したオゼッラPA4の赤鹿保生氏が入りました。これで上住はポイントを15に伸ばしてオーバーオールのドライバーズ・ランキング・トップに浮上。12月富士での最終戦に挑みます。

今回、久保田のGen.3は参加台数が規定に満たなかったため、優勝はしたものの本来の9ポイントでなく、6ポイントをゲット。岡山と合わせて10ポイントとなり赤鹿氏と並んでオーバーオール2位で最終戦に臨みます。
果たして誰がGC Returns 初代王者となるのか? 12月13日に富士チャンピオンレース第7戦と併催される最終戦をお楽しみに!
