CARS Report

7th Lotus Elite meeting

2024.07.02
写真提供:清水倫正
ご報告が大変遅くなってしまいましたが、さる4月14〜15日にかけて東京、神奈川、静岡を舞台に第7回ロータス・エリート・ミーティングが開催されました。


スタート地点となった東京代官山のTSUTATA T-SITEには4台の正規輸入車を含む21台のエリートが集結したのですが、PLANEX CARSの久保田克昭もその中の1台として参加してきました。また会場にはエリート以外のヒストリック・ロータスが64台も集まり、都内ではこれまでにない規模での盛大なロータスのミーティングとなったのです。
久保田が所有するエリートは、1961年型のシリーズ2でシャシーナンバー1974。当時の正規輸入元であった芙蓉貿易の手で日本に輸入され、アマチュア・ドライバーとして活躍したボブ・ハザウェイ氏が購入。1966年に開催された第3回日本GPのGP1クラスで3位に入るなど、日本にやってきたエリートの中でも珠玉のヒストリーを持った1台です。
なお1992年発行のSUPER CG 13号には、瀧澤広氏によって、前オーナーの野中明氏とともに、その貴重なヒストリーが紹介されています。
縁あって入手後、時間をかけてレストアを行ってきた久保田のエリートが公の場に姿を見せるのはこれが最初。その記念に会場にはハザウェイ氏の愛娘である林アンヌ暁子さんも駆けつけ、対面。実際にこのクルマの記憶はあまりないとのことでしたが、今でも綺麗な姿で保存されていることを喜んでいただけました。その模様は6月1日発売のカーグラフィック760号でも紹介されています。ぜひご覧ください。
その後エリートたちはツーリングへと出発。伊豆長岡にある伊豆三養荘に1泊したのち、翌日もツーリングを楽しみ解散となりました。
残念ながら久保田のエリートはレストア直後だったため、大事をとって途中から秘蔵のポルシェ911S スティーブ・マックイーン仕様に乗り換えての参加となりましたが、これでもエリート・オーナーの皆さんとの交流を深めながら、ツーリングを楽しんだようです。