CARS Report

250km/hの世界でも安定して映像を送信するスマカメの可能性をNTTドコモと共同で実験中!

2019.08.07
Photo:モビリティランド・鈴鹿サーキット
『プラネックス・スマカメ・レーシング』は8月6日、7日に渡り鈴鹿サーキットで、8月22日から25日にかけて鈴鹿サーキットを舞台に開催される“GT3世界一決定戦”『BH AUCTION SMBC SUZUKA 10HOURS』に出場するための、マクラーレン720S GT3のテストを実施中です。


Photo:モビリティランド・鈴鹿サーキット
今回のテストにはチームオーナーでもある久保田克昭をはじめ、98年、99年のF1ワールドチャンピオン、ミカ・ハッキネン選手も来日して参加。気温32度以上の猛暑の中、順調にテストメニューを消化しています。
それと並行してプラネックス・コミュニケーションズでは、マクラーレン720S GT3のコクピットの中に、屋外でも安定した通信が可能な『スマカメ2 LTE(CS-QS50-LTE)』を設置。株式会社NTTドコモの協力を得て、ドコモLTE回線を使用し、ドライブ中の動画をタイムラグなくピットに中継する実験も行っています。
1周5.8kmのコースを時速250km/h以上で疾走するマシンの中は、かなりの高温や振動に晒される過酷な環境となりますが、画像が途切れたり、ノイズが入ることなくハッキネン選手のドライブする様子がピット内で受信できています。そのクオリティにはテストの様子を見守るレース関係の皆さんも驚いている様子。
このようにレースという過酷な環境の中で、スマカメの可能性を広げる実験、開発も並行して進められています。