2026.05.20

ご報告が遅くなりましたが、さる4月18日、19日にイギリス・グッドウッド・モーターサーキットで高齢のメンバーズ・ミーティングが開催されました。今年もPLANEX CARSの久保田は愛機ロータス30S2とともに1960年代のスポーツ・プロトタイプを対象としたブルース・マクラーレン・トロフィーへの招待を受け、参戦してきました。

昨年のグッドウッド・リバイバル以来の登場となるロータス30S2ですが、相棒である名メカニック、ケヴィン・スミスの手で今回もバッチリのコンディション。予選でも好調にラップを重ね、自己ベストとなる1分22秒716を記録して6番グリットを手に入れました。
ちなみに昨年のメンバーズのガーニー・カップでコンビを組んだリチャード・ブラッドレーの予選タイムは1分23秒593。決勝のベストタイムも1分21秒552(確かその時点でのファステストだったはず)ですから、かなりドライバー、マシンともにポテンシャルアップを果たしたことになります。

20台が出走して行われた決勝レースでは2番手スタートのフィル・キーンのローラT70が見事なダッシュをみせて、ポールのスチュアート・ホールのT70をおさえホールショットを獲得。一方久保田はサム・ミッチェルのシェブロンB8に先行を許し、7番手に後退します。

その後は前方を走るシェブロンと後方から迫るアダム・サイクスのマクラーレンM1Aに挟まれながら密度の高いバトルを繰り広げていたのですが、3周目にシケインでスピン。幸い、どこにも接触せずに済んだものの、大きく順位を落としてしまいました。しかもその直後、マジウィック・コーナーでポルシェ910が大クラッシュを喫し、レースは赤旗中断となってしまいます。

しばらくの中断後、再開されたレースでは見事なスタートダッシュを決め、一時は8位まで順位を挽回したのですが、トラブルによりピットイン。そのままリタイアとなってしまいました。
しかしながら、マシンの状態は過去最高というレベルにやっと到達。9月のリバイバル・ミーティングでは良い走りをお見せできそうです。

そのほか今年の83MMでは、2009年のF1ワールド・チャンピオンで、スーパーGTなどでも活躍したジェンソン・バトンをフィーチャー。ブロウンGPのBGP001メルセデスでのデモランを披露しました。

また1976年の雨の富士でチャンピオンを獲得(その時の様子を映画化した『RUSH』には久保田もマーチ761とともに出演しました)したイギリスの英雄、ジェームズ・ハントの王座獲得40周年を記念したトリビュートも開催。当時のライバルなどゆかりのマシンが集まる中、息子のフレディ・ハントが父のレプリカ・ヘルメットをかぶってマクラーレンM26をドライブする場面も見られました!

もう1つ、83MMのトピックといえば、1990年代にニューツーリングと呼ばれたクラス2BTCCマシンをフィーチャー。フォード・モンデオ、ヴォクスホール・キャバリエ、ボルボ850、プジョー406、ホンダ・アコードなど懐かしのマシンたちが揃い、シュートアウトを行いました。先日のモーターファン・フェスタでJGTCマシンがデモランを披露し注目を浴びましたが、海の向こうのクラシックでも90s、00sに注目が集まってきています。





もちろん恒例の70-80syツーリングカーによるウィン・パーシー・トロフィー、ゴードン・スパイス・トロフィーをはじめ、ジャガーEタイプのセミ耐久レースプロセロー・カップや、1900年代のマシンによるS.F.エッジ・トロフィーなど2輪をあわせて13のレース・プログラムを開催。終始お天気にも恵まれ、すばらしいレース・ウィークとなりました。また9月のリバイバル・ミーティイングでお会いしましょう!
