CARS Report

グッドウッド73rdメンバーズ・ミーティング

2015.04.06
photo: ©2015 The Goodwood Estate Company Limited.
さる3月21〜22日かけて、英国グッドウッド・サーキットで開催されたグッドウッド73rd メンバーズ・ミーティングに、PLANEX CARS代表である久保田克昭が参加。日産R90CKとロータス72Eで大観衆の前をデモンストレーション走行してきました。


昨年から“グッドウッド第3のイベント”として、3月に開催されるようになったメンバーズ・ミーティング。その起源は1949年8月からBARC(ブルックランズ・オートモービル・レース・クラブ)メンバーのみを対象に開催されていたレースイベントに遡ります。
本家メンバーズ・ミーティングは1966年7月の第71回大会を最後に休止。そのため昨年開催されたメンバーズ・ミーティングは72回目として開催されたのです。
このメンバーズ・ミーティングは、9月のリバイバル・ミーティングのような派手な装飾や演出はありませんが、70年代から90年代のレーシングカーにも門戸を開いたカテゴリーが存在するのが最大の特徴。
photo:Kozo Fujiwara
その最も象徴的なカテゴリーが、80年代から90年代にかけてのグループCカーを対象としたグループCデモンストレーション。今回はなんと18台ものグループCマシンが集結しました。
photo:Kozo Fujiwara
PLANEX CARS代表の久保田は、グッドウッドからの招待をうけ愛機日産R90CKとともに参加。ハイパワーなグループCマシンには走り難いグッドウッドを、日頃のヒストリック・グループC並みのスピードで周回し、英国の観客からも大歓声を浴びました。
久保田は、今回行われたスペシャル・プログラム“ハイ・エアボックスF1カーズ”にも、愛機ロータス72Eで参戦。
昨年のモナコ・ヒストリックで優勝した久保田の知名度はヨーロッパでも高く、場内アナウンスでも“Katsu Kubota”の名が連呼される人気ぶりでした。
また、1990年代を代表するレーシング・スポーツ、マクラーレンF1GTRが15台も集結するなど、話題に事欠かなかった今年のメンバーズ・ミーティング。
PLANEX CARSではこうした海外プレミアムカー市場のトレンドを積極的に吸収しながら、皆様に面白い情報をご提供していきたいと考えております。