CARS Report

SUZUKA RACE of ASIA & Goodwood Festival of Speed

2023.07.21
Photo:広岡孝紀
PLANEX CARSの久保田克昭は、SUPER GT GT300クラスで活躍する三宅淳詞選手とともに7月14〜16日に鈴鹿サーキットで開催されたファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS 2023第3ラウンド『SUZUKA RACE of ASIA』に『PLANEXスマカメ・マクラーレン720S GT3』で出場。見事完走を果たしました。


GT3、GT4マシンを対象としたセミ耐久形式で競われるGTワールドチャレンジ・アジア。タイ、富士に続く第3ラウンドとなった『SUZUKA RACE of ASIA』には、アジア、日本の強豪が37台もエントリー。
2019年の鈴鹿10H以降、久々の鈴鹿となる『PLANEXスマカメ・マクラーレン720S GT3』はクレフモータースポーツからのエントリーとなり、久保田のパートナーは、現在SUPER GT GT300クラスに参戦し、スーパー・フォーミュラでも活躍した三宅淳詞選手が務めることになりました。
Honda Mobilityland corporation.
7月15日の午前に行われた第1レースの予選で『PLANEXスマカメ・マクラーレン720S GT3』は、BoPに苦しめられながらも27番グリッドを獲得。
14時20分にスタートした決勝では久保田がスタートドライバーを担当。スタート後のS字カーブでスピンしたアストンマーティンを避けたところ、後続車に接触される場面もあったものの、混乱の中でうまくポジションをアップしてレースを続けました。
その後、他車のクラッシュで赤旗中断となるなど、酷暑の中荒れたレース展開になりましたが、三宅淳詞選手に交代した後半もトラブルなく追走を開始。ファイナルラップまでもつれた集団でのバトルを生き残り、見事18位でフィニッシュしました。
Honda Mobilityland corporation.
第2レースは翌7月16日の開催。予選で14番グリッドを獲得した『PLANEXスマカメ・マクラーレン720S GT3』は気温33度以上という猛烈な暑さの中、三宅淳詞選手の手でスタートします。
特に大きな混乱もないスタートの中、三宅選手は第1レースの優勝車であるAASモータースポーツ・バイ・アブソリュート・レーシングの911号車ポルシェ911 GT3 Rを追走。徐々にポジションをアップしていきます。
途中FCYが導入されたものの、大きなアクシデントもないままレースは進み、中盤で久保田にドライバーチェンジ。大混乱に終わった前回の富士ラウンドと違い、非常にレベルの高いコンペティティブなレースが繰り広げられる中、着実に周回を重ねた久保田でしたが、マシンのハンデは如何ともしがたく、21位でフィニッシュとなりました。
Photo:広岡孝紀
とはいえ、久しぶりの参戦にも関わらず、並いる競合の中で三宅選手とともにしっかりと走り切れた良いレースになりました。そして、このまま戦い続ければ、もっと上位に食い込めるという手応えを掴んだ週末ともなりました。三宅選手をはじめ、サポートしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
また『PLANEXスマカメ・マクラーレン720S GT3』を応援しようと、多くの皆さんに鈴鹿サーキットへご来場いただき、とても感謝しております。応援ありがとうございました!
なおレースのオフィシャル・ライブ動画は下記から視聴できます。SUPER GTとも一味違う、迫力のGTレースをお楽しみください!
【LIVE | Race 1 | Suzuka | Fanatec GT World Challenge Asia 2023】
【LIVE | Race 2 | Suzuka | Fanatec GT World Challenge Asia 2023】
Photo:Kevin Smith
また同じ週末、イギリス・グッドウッド・エステートで開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、ロータス誕生75周年を記念して久保田の所有するロータス72/6が参加。
Photo:Andy Middlehurst
せっかくのリッチモンド侯爵からの招待でしたが、残念ながらSUZUKA RACE of ASIAと重なってしまったため、グッドウッド&モナコ・ヒストリック・マイスターである、アンディ・ミドルハーストにステアリングを託し、ヒルクライムに出走しました。
このあとは9月にグッドウッド・サーキットで行われるグッドウッド・リバイバル・ミーティングにも出場する予定です。応援よろしくお願いします。