CARS Report

Pau Classic Grand Prix 2022 で連続表彰台を獲得!

2022.07.20
ご報告が遅れましたが、モナコ・ヒストリックGPの1週間後にフランス南西部ピレネートランティックのポー市街地コースで開催されたポー・クラシック・グランプリにロータス26Rで出場したPLANEX CARSの久保田克昭がレース1、レース2で連続表彰台を獲得しました。


ポーで最初に自動車レースが開催されたのは1900年のこと。その後1930年にフランス・グランプリの舞台となったのに続き、1933年からは約2.8kmの市街地コースを使用したポー・グランプリが開催されるようになりました。
1958年からはF2規定のレースを開始、60年から63年はF1のレースも行われましたが、64年から84年の長きにわたってF2、85年から98年はF3000の舞台となり、生沢徹、風戸裕、鈴木亜久里、片山右京などの日本人ドライバーも出場。数々の名勝負が繰り広げました。
さらに99年からはヨーロッパF3の一戦に組み込まれ、2001年には福田良が日本人初の優勝も飾っています。
ポー・クラシック・グランプリは そんなポーの歴史を振り返るヒストリックカー・レースとして2001年からスタート。レジェンズ・オブ・ポー(79年以前のF1、F2、F 5000)、HGPCA F1(66年以前および61年以前))、ヒストリックFJ、F3クラシック・トロフィー(85年以前)、フォーミュラ・フォード、ヒストリック・エンディランス76GT、フェルディナント・カップ(ポルシェ・ワンメイク)、ヒストリック・ツーリングカー、マキシ1300シリーズなど、ツーリングカーからF1まで数多くのカテゴリーが開催されます。
この中で久保田はHASU RACINGのサポートのもと、ヒストリック・エンディランス76GTにロータス26Rと共に参戦。26Rでは初参戦ながら、金曜のフリー走行では総合3位、H-1965クラス1位のタイムを記録。迎えた予選でも総合11位 H-1965クラス2位のグリッドを獲得しました。
迎えた土曜のレース1では、11番グリッドからのスタートながら順調にジャンプアップ。フォード・エスコートRSやミニ・クーパーSとバトルを繰り広げながら、7番グリッドからスタートした同じH-1965クラスのダミアン・コーラーのロータス・エランに追いつき5位争いを展開。見事総合6位クラス2位でゴールします。
続く日曜のレース2では前日のリザルトから6番グリッドを獲得。今度はコーラーに加えH-1971クラスのジョアキン・ソアレスのロータス・エランも加わり、昨日以上の激戦となりますが、再び総合6位、クラス2位でフィニッシュしました。これは日本人ドライバーとしてポー・クラシックでの最高位となります。
応援ありがとうございました。
Pau Classic Grand Prix Result
【金曜フリー走行】
総合3位 H-1965 クラス1位 KUBOTA K / FENNELL N JPN
Lotus Elan 26R best:1:41.651
【予選】
総合11位 H-1965クラス2位 KUBOTA Katsu JPN
Lotus Elan 26R best:1:40.801
【土曜レース1】
総合6位 H-1965クラス 2位 KUBOTA Katsu JPN
Lotus Elan 26R 00:47:27.821 26lap best:1:38.081
【日曜レース2】
総合6位 H-1965クラス 2位 KUBOTA Katsu JPN
Lotus Elan 26R 00:47:09.809 25lap best:1:13.640
※なおレースの模様はYou Tubeでもご覧いただけます。
【土曜レース1】
【日曜レース2】