CARS Report

オートモビルカウンシル2021でZ432が大人気!

2021.04.20
4月9日から11日にかけて、千葉県幕張メッセで開催された国内最大級の屋内ヒストリックカー・トレードショー『オートモビルカウンシル2021』にPLANEX CARSも出展いたしました。今回はPLANEX CARSの所有する1970年式の日産フェアレディZ432と、このHPでも人気のP330 P2ジュニアをディスプレイ。会期中に来場された多くの皆様の注目を集めました。


今年のオートモービルカウンシルは、主催者展示としてランチア・フルヴィアHF、ストラトス、ラリー037、フィアット131アバルトのラリーカー(いずれも素晴らしいヒストリーの持ち主)をはじめ、日産、スバルのワークスカー、さらにル・マン優勝30周年を迎えたマツダの特別展示を実施。
日本の名だたるクラシックカー・ディーラー、スペシャルショップの展示も粒揃いで非常に充実した内容となっておりました。
その会場の中央付近に位置したPLANEX CARSのブースには、弊社秘蔵のジャパニーズ・クラシック・コレクションである1970年式の日産フェアレディZ432を出展しました。
Z432は1969年に発売されたS30系Zのトップグレードで、レーシングプロトタイプ、プリンスR380に搭載された2リッター直列6気筒DOHC“GR8”ユニット直径の1989cc 直列6気筒DOHC“S20”ユニットを搭載。車名の432は、「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」に由来します。
ハコスカ&ケンメリ・スカイラインGT-Rに搭載されたことでも有名なS20ユニットは最高出力160ps/7000rpm、最大トルク176Nm/5600rpmを発生。最高速度は210km/h、0→400m加速15.8秒を標榜しました。
あわせてレース用のホモロゲモデルであるZ432Rも製造、販売されましたが、排ガス規制などの諸問題を受け、1973年で製造を終了。Z432はわずか419台、Z432Rも50台に満たない極少数の生産で終わってしまい、今では超がつくコレクターアイテムとして珍重されています。
PLANEX CARSが所有するのは、完全にホワイトボディ状態にまでバラし、内外装、機関すべてを徹底的に仕立て直した文字通りのフルレストア車。ホイールハウスの内側までピカピカに磨き上げられた、まさに新車のような1台です。
会期中はエンジンルームを開けただけで、人だかりができるほどの大人気となり、多くのお客様からお問い合わせをいただいております。
詳細に関しましてはぜひお問い合わせフォームにてご連絡ください。
あわせて会場で多くの注目を集めたのが、先日このHPでもご紹介した330P2ジュニア。フランス・リヨンにあるDe la chapelleが、1987年から製造したエンジン付きのキッズカーです。
特にお子様連れのみなさんに人気でしたが、ホンダ製144cc 4ストロークOHVを搭載し、実際に走行可能(公道は不可)。2年に一度フランスで開催されるル・マン・クラシックの「リトル・ビッグ・マン」にも出場可能です。
こちらも詳細に関しましてはお気軽にお問い合わせください。