本当に新旧様々な輸入車が入り乱れる? プラネックスカーズですが
ここ最近のトレンドは、人気のヨーロッパ・ベーシックカー。
展示場もこのような『祭り』状態!
お陰さまで人気は上々で、個人的にすっごく気にしていた
ゴルフ? GTIや先代ルノー・メガーヌ(どちらも程度や距離を思うと、バカ安でしたね)は
あーー! と言う間に売れてしまっていたのでした(号泣)。
といいつつも、走行3.7万kmのメルセデスAクラスA170エレガンスが、ワンオーナーで138万円だったり、
こちらも走行たった3.6万kmのシトロエンC2 1.4VTR センソドライブ(=セミAT)が、
な、な、なんと、68万円(れっきとしたディーラー車ですよ)だったりと
鼻血モノが炸裂。ヘタな国産リッターカーを買うくらいなら、2000倍コッチの方が楽しいです。悩む。
しかも、ある意味カルトカーである先代VW クロス・ポロが2台も!
カッコはSUV風なのに、中身は実質的にフツーのポロという、いわばファションSUVではあるのですが
これが実は、ヨーロッパでは意外と人気。いわくクール! だと。
ということで、現行ポロにもラインナップされていますよね。
走破性自体は特に変わりはありませんが、地味なポロもこうすると中々お洒落です。
2006年デビューのクルマですが、台数的に多いクルマではないので、今乗ってると目立ちます(笑)。
それを2台見比べることができるなんて、これもなかなかないことです。はい。
そんなクロス・ポロの精神的なルーツは、1989年にデビューしたゴルフ・カントリーでしょう。
ゴルフIIに用意された4WDモデル、ゴルフ・シンクロをベースに車高を上げた乗用SUVの亜種。
アンダーガードや、モノモノしいグリルガードが、男心をそそりました(笑)。
ちなみに生産を担当したのは、ヨーロッパ屈指の4WDスペシャリストとして知られるシュタイア・プフ。
よって、実はオフロード性能も中々の実力をもっているのです。
ちょうどバブルの時期に輸入されたので、マニア筋に人気を博し未だに高値で取り引きされているカルトカー。
個人的にも程度の良いのがあったら、是非欲しい。
噂では、国内に輸入された台数は、たったの100台程度とか。
あ、ポロの話でしたね(笑)。
ポロといえば1975年のデビュー以来、1998年にルポが登場するまでずっと、
VWのボトムラインを担ってきた縁の下の力持ち的存在。
デビュー当時から女性ユーザー層に人気を博したこともあって、女性や初心者でも扱い易い
実質本意な作りを是としている、真面目で良心的な小型車の代名詞でもあります。
これが1975年にデビューした初代ポロ(86型)。
初代ゴルフ+初代フォード・フィエスタ÷2といった風情ですが
兄弟車としてアウディ50というクルマも作られました。
(当初アウディは1リッター、 VWは900ccと差別化が図られましたが)
この初代ポロは国内に正規輸入されていないので、あまり馴染みはないかもしれませんね。
VWポロが日本に正規輸入されるようになったのは、1981年デビューの2代目から。
とはいえ、当時ヤナセによって少数が上陸したのみで、実質的な導入がされるのは
1994年デビューの6N型と呼ばれる3代目になってからです。
日本には3ドア/5ドアモデルしか輸入されていない3代目ポロですが、
本国にはこんなポロ・ヴァリアントなんてワゴンも用意されているんですね。
これはこれで使い勝手が良さそうな……
あ、また話がそれてしまいました。
ということで、今プラネックスカーズは夏の小型車祭りを開催中です。
どうぞ、(売れないうちに)見に来てください!
明日は、そんなプラネックスカーズのショールームに鎮座している
超ド級のお宝物件をじっくりご紹介する予定です。