まずはこの動画をご覧ください(ちょっと重いかもしれませんが)。
2003年にドイツ・ニュルブルクリンクで行われたADAC VW LUPO CUPの模様です。
いやぁ、これを見るとあの小さく、可愛らしいVWルポが急にカッコ良く見えますね!
VW ルポといえば、1998年にデビューしたVWの超コンパクトカー。
日本への導入は2001年〜2006年まででしたが、
小さいながらも4人が乗れるユーティリティの高さがウケ、結構な台数が販売されました。
実際、乗ってみると日本のコンパクトカーとは比べ物にならないほど走りが良い。
なんか80年代のドイツ車のように、操作系すべてがガッシリとした重さを持っていますが
それが逆に心地いいくらい。特に高速長距離移動などすると、こんなにしっかりしてるの!
とビックリするほど。
そんなルポ・ファミリーの最強バーションが、1.6リッターDOHCエンジン+6段MTのGTI。
さっきの動画は、このGTIをベースにしたカップカーによるワンメイクレースなのでした。
ちなみにカップカー自体も日本で販売されていますが、これが市場に出ることはホントにレア。
というか、最近はGTIですら、あんまり市場で見かけない。
いま、プラネックスカーズにあるGTIは2004年式で79万円! ほぼ国内最安値。もちろん修復歴なし。
じゃあなんでそんなに安いのか? というと、距離が87000kmも走っているから。
あーーーー多走行車かぁ、惜しいなぁ。と車内をみてビックリ。
キレイなんです。ステアリングも変な擦れかたとかしてない。
距離を乗っていると痛みやすい、バケットシートのサイドサポート部にも
擦れたり、破れたりした痕跡はまったくなし。というか、シート自体もへたってない。
おおー!
エンジンルームを見て納得。このクルマ、ちゃんとマメに整備がされた1台のよう。
きっと、好きモノのオーナーが大事にしながらも、クルマらしくガンガン乗ったんでしょうね。
そういう意味では、手軽にGTI(もしくはホットハッチ)を楽しみたい! という方にはオススメ。
値段も値段なので、これをベースにロールバーとか入れて、レースカーを仕立ててみても良いかも。