CARS Report

Masters Race Weekend Donington Park

2022.04.19
Photo:Masters Historic Racing
グッドウッドの週末が終わった直後、ウェールズにあるアングルシー・サーキットでロータス91のテストを行ったPLANEX CARS代表の久保田は、4月15日、16日にイギリス・ドニントン・パーク・サーキットで開催された『Masters Race Weekend Donington Park』に参戦しました。


今回のイベントで久保田は、“マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワン”にロータス91で、“Historic Grand Prix Cars Association”にロータス18F1で、そして“HSCC / FJHRA Silverline Historic Formula Junior - Rear Engine”にロータス20/22でエントリーしました。
今回も久保田をサポートしてくれているHASU RACINGのパドックには、フォーミュラ・ジュニア・ヒストリック・レーシング・アソシエーションのチェアマン、ダンカン・ラバグリアティさん(中央)とも久々に再会。
午前の予選では、ロータス91が総合5位、ロータス20も5位、ロータス18は10位で終了。午後の決勝に臨みます。
Photo:Masters Historic Racing
マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンの決勝。同じロータス91を駆るグレッグ・ソーントンを上回る5番グリッドからスタートした久保田は好スタートを決めたものの、燃料ポンプのトラブルで無念のリタイア。
一方“Historic Grand Prix Cars Association”では、ロータス18勢のトップとなる10位からスタート。しかしながらディストリビューターのコネクターが抜けてしまい5周でリタイアとなってしまいました。レース前に久保田のロータス20/22FJ、そしてマーチ712Mのエンジンを手掛けた名チューナー、ジェフ・リチャードソンさんが応援に来てくれていただけに残念です。
残るHSCC / FJHRAのレースでは、好レースを展開。総合3位でフィニッシュしたものの、2度コースから飛び出したことで15秒のペナルティを受けてしまい、総合5位でのフィニッシュとなりました。
Photo:Masters Historic Racing
翌日16日。ロータス20/22FJはオイルタンクのトラブルが出てしまい決勝不出場。18F1も出走できず、ロータス91でのヒストリックF1のみになりました。
Photo:Masters Historic Racing
前日のレース1はリタイアに終わってしまったため、後方10番グリッドからのスタートとなった久保田ですが、調子は上々。好タイムを連発しながらポジションアップしていきます。
Photo:Masters Historic Racing
「空力のセッティングを間違えたのが失敗だった」とレース後にコメントしていましたが、レースでは3位のスティーブ・ブルックスのロータス81にわずか0.166秒差の4位でのフィニッシュとなりました。
しかもレース中のベストラップは、優勝したティレル012のマーティン・ストレットン、2位に入ったグレッグ・ソーントンに続く3位を記録。5月のモナコ・ヒストリックGPに向け、良い感触を得ることができました。
引き続き応援よろしくお願いします!