CARS Report

Goodwoodに集まった近未来のクルマたち!

2013.07.18

さる7月12日から14日にかけて、英国最大のモータースポーツの祭典

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FOS)が開催されました。

戦前の蒸気自動車から最新のF1まで、あらゆるマシン、ドライバーが集まるこのイベントには

走行シーンを披露するのが本邦初! という最新のクルマたちも多数集結。

 

まずご紹介するのは、待望のミドシップ・スモール・アルファというべきアルファ・ロメオ4Cです。

 



アルファ4C は今年のジュネーブ・ショーで公開、9月から市販が予定されている最新のスポーツカー。

カーボン製シャシーに1750ccの直4DOHCエンジンをミドに搭載しています。

その重量はわずか895kg。デュアルクラッチMTを搭載しているとのことで

かなりのポテンシャルを持っているようですよ。

 

これも今年の9月から限定918台で市販が予定されているポルシェのスーパースポーツ、918。

500ps以上を発揮する3.4リッターV8ユニットに218馬力相当のモーターを組み合わせた

プラグイン・ハイブリッド・スポーツ。これも公の前で走行シーンを披露するのは初めてかも?

 

そして今年3月のジュネーブで発表された究極のマクラーレン、P1も登場。

フルカーボン製モノコックシャシーに、3.8リッターV8+モーターを搭載。

その総出力はなんと916ps! 限定375台で日本での販売価格は9661万5000円(!)だとか。スゴい。

これも一般の前で走行するのはこれが初めてのハズ!

 

今年のジュネーブで発表、すでにディーラーで予約も始まっている

991のGT3も登場。ついにPDK化された“トップ オブ 911”は、その中身も劇的に進化しているようですよ!

 

昨年のロサンゼルス・モーターショーで発表された究極のランボルギーニ、

アヴェンタドールLP700-4 ロードスターも登場!

エンジンは700psを発揮する6.5リッターV12。手動で取り外すタルガトップはカーボン製で

フロントボンネットに収まるような設計になっています。

 

こちらは、これまた話題のフォルクスワーゲンによるリッター当たり111km走る! という

究極のエコ・スーパーカーXL1。

わずか47psの2気筒ディーゼルユニットにモーターの組み合わせという

非常に面白いメカニズムをもった1台。なんとわずか250台ながら市販される

(販売はヨーロッパのみだそうですが)のだそうです。

 

さてこちらは、今年のジュネーブで発表されたトヨタFT86オープンコンセプト。

市販化が予定されている86のオープン版。

もう市販車そのもの……というくらい完成度が高かったです。

 

これまたジュネーブで発表されたばかりの1台。

ロールス・ロイス・ゴーストのクーペ版、レイスです。

ベントレー・コンチネンタルGT の対抗馬といえるレイスが、公の場で走行するのはこれが初。

どうですか? 本物はかなり良い感じでした。

 

さて、これはなんでしょう?

一瞬新しいアバルト?? と思ってしまうところですが、これは今年のモナコGPでお披露目された

ルノー・トゥインランというコンセプトカー。

メガーヌ・トロフィーの3.5リッターV8をミドに搭載したモンスターですが

どうやら次期トゥインゴのスタディという噂が。

 

 

 最後にご紹介するのは、このグッドウッドで初公開された

ベントレー・コンチネンタルGT3! こうしてみると、あのシックなコンチネンタルGTも

随分と獰猛で迫力があるスタイルになるものですね! カッコイイ!!

 

さぁ、将来このうちの何台がプラネックスカーズのショールームに並ぶ事になるのでしょうか???