さる7月12日から14日にかけて、英国最大のモータースポーツの祭典
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FOS)が開催されました。
戦前の蒸気自動車から最新のF1まで、あらゆるマシン、ドライバーが集まるこのイベントには
走行シーンを披露するのが本邦初! という最新のクルマたちも多数集結。
まずご紹介するのは、待望のミドシップ・スモール・アルファというべきアルファ・ロメオ4Cです。
アルファ4C は今年のジュネーブ・ショーで公開、9月から市販が予定されている最新のスポーツカー。
カーボン製シャシーに1750ccの直4DOHCエンジンをミドに搭載しています。
その重量はわずか895kg。デュアルクラッチMTを搭載しているとのことで
かなりのポテンシャルを持っているようですよ。
これも今年の9月から限定918台で市販が予定されているポルシェのスーパースポーツ、918。
500ps以上を発揮する3.4リッターV8ユニットに218馬力相当のモーターを組み合わせた
プラグイン・ハイブリッド・スポーツ。これも公の前で走行シーンを披露するのは初めてかも?
そして今年3月のジュネーブで発表された究極のマクラーレン、P1も登場。
フルカーボン製モノコックシャシーに、3.8リッターV8+モーターを搭載。
その総出力はなんと916ps! 限定375台で日本での販売価格は9661万5000円(!)だとか。スゴい。
これも一般の前で走行するのはこれが初めてのハズ!
今年のジュネーブで発表、すでにディーラーで予約も始まっている
991のGT3も登場。ついにPDK化された“トップ オブ 911”は、その中身も劇的に進化しているようですよ!
昨年のロサンゼルス・モーターショーで発表された究極のランボルギーニ、
アヴェンタドールLP700-4 ロードスターも登場!
エンジンは700psを発揮する6.5リッターV12。手動で取り外すタルガトップはカーボン製で
フロントボンネットに収まるような設計になっています。
こちらは、これまた話題のフォルクスワーゲンによるリッター当たり111km走る! という
究極のエコ・スーパーカーXL1。
わずか47psの2気筒ディーゼルユニットにモーターの組み合わせという
非常に面白いメカニズムをもった1台。なんとわずか250台ながら市販される
(販売はヨーロッパのみだそうですが)のだそうです。
さてこちらは、今年のジュネーブで発表されたトヨタFT86オープンコンセプト。
市販化が予定されている86のオープン版。
もう市販車そのもの……というくらい完成度が高かったです。
これまたジュネーブで発表されたばかりの1台。
ロールス・ロイス・ゴーストのクーペ版、レイスです。
ベントレー・コンチネンタルGT の対抗馬といえるレイスが、公の場で走行するのはこれが初。
どうですか? 本物はかなり良い感じでした。
さて、これはなんでしょう?
一瞬新しいアバルト?? と思ってしまうところですが、これは今年のモナコGPでお披露目された
ルノー・トゥインランというコンセプトカー。
メガーヌ・トロフィーの3.5リッターV8をミドに搭載したモンスターですが
どうやら次期トゥインゴのスタディという噂が。
最後にご紹介するのは、このグッドウッドで初公開された
ベントレー・コンチネンタルGT3! こうしてみると、あのシックなコンチネンタルGTも
随分と獰猛で迫力があるスタイルになるものですね! カッコイイ!!
さぁ、将来このうちの何台がプラネックスカーズのショールームに並ぶ事になるのでしょうか???