ポルシェ 911S(1970年)

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映画「栄光のル・マン」の冒頭シーンでスティーブ・マックイーンが乗る車が1970年式ポルシェ911Sです。
映画の中に登場する車はマックイーン自身の所有するもので、後に愛好家の手に渡り、車齢40年にも関わらず
走行距離は2万キロという奇跡のような状態でオークションにかけられ、1億円以上もの価格で落札されました。
当時のポルシェのスタイリングを象徴する5本スポークのホイールはフックス製で、このポルシェから装着を開始しました。




内装もオリジナルを保ち、レザーも艶を放つほどの美しさです。
無論走行性能に関しましても全く問題なく、エンジンも一発始動。


元々2リッターで発売された911ですが、操縦性改善のためホイールベースが2268mmに延長され、
この1970年型ではボアを4mm拡大し、2.2リッターとなりました。
180馬力を誇る911/02型エンジンはため息が出るほどの美しさを保っており、その咆哮を轟かせる日を待ち侘びているようです。


2017年3月に富士スピードウェイにて開催された「Fuji Wonderland Fes!」の往年のF1マシンを率いる
ペースカーとしても活躍した1台です。
当然ながら万全のメンテナンスをして臨んだことは言うまでもないことですが、こうして現在でもサーキットを
何不自由なく走れる状態にあるナロー・ポルシェは非常に価値があり、希少です。

なお、大変申し訳ございませんが、こちらの車両につきましては現在販売を行っておりません。
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