ロータス 47GT#60(1967年)

このロータス47GT/60は1967年12月に製造されました。
ボディこそ、一見ロータス・ヨーロッパによく似ていますが、全く別物といえるほど違っています。
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例えば、サスは当時のF1のような4リンク式に変更され、全輪にディスクブレーキを装備しています。
フレームに関してはシリーズ1と同様の逆Y字型であることを除けば薄くなった板厚からくる
断面形状の違いに見られるように軽量化が図られています。


ボディもより薄くて軽いFRP製となり、1600cc、165psを発生するコスワース製Mk.13型直列4気筒エンジンに載せ替えられています。
そのパワーを受け止めるためにヒューランド製のFT200という5速MTが装着されています。


このように、あらゆるアップデートが行われストイックに突き詰められたそのスペックはレースで勝つためだけに生まれたと言っても過言ではなく、
姿形の似ているヨーロッパとは明らかに違う格を見せつけてくれます。
また、この個体は2004年に国際モータースポーツ殿堂入りを果たしたボビー・レイホールの父、マイク・レイホールがキャメルGTチャレンジでステアリングを
握っていた車で、ボビー自身もドライバーとして乗っており、47GTとしては非常に価値のある車と言えます。


鋭い剣さばきの如くリニアに反応するステアリングやミッドシップに置かれたエンジンから発せられる弾けるような加速感等、FIAグループ4にて数多くの
戦績を残す、レーシングカーと言うに相応しい性格を持っています。

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