© BMW AG
今日は、最近4ドア・ミニSUVのクロスオーバーが発売されたりと増殖を続けるMINIファミリーのお話を。
プラネックスカーズの人気車種のひとつであるMINI。
そもそも1959年に誕生した初代オースティン&モーリス・ミニは、超小型FF大衆車という
まったく新しいジャンルを開拓したパイオニアでありましたが。
2001年にBMWブランドから発売された新生MINIも、プレミアム・コンパクトというジャンルを
世界的に広めた革命車となりました。
さる6月22日には、その新たなバリエーションとして2009年のジュネーブショーで
コンセプトが公開されていたMINI COUPEの正式販売がアナウンスされたばかり。
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なんでも、この特徴的なルーフの名前はヘルメットルーフと呼ぶのだとか。
最近、プジョーやルノー、アウディ、シトロエンなどなど、様々なメーカーが
このジャンルの開拓に躍起になっている中、MINIから送り込まれた刺客が
どのような評価を得るのか、非常に楽しみです。
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そういえば、昨日まで行われていたニュルブルクリンク24時間レースに早速レースバージョンが
投入されていましたよね(無事完走したようです)。やはり、その意気込みは相当なものみたいです。
さて、そんなMINIファミリーにおいて個人的に注目しているのがコレ。
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今年のジュネーブ・ショーでお披露目されたMINI ROCKETMAN CONCEPT。
本来のミニの原点に立ち戻って、最小のシティコミューターを具現化しようというコンセプトモデルです。
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その全長はわずか3.4m。現行モデルが3.7mほどですから30cm近く短くなっているのです。
その代わり、乗員も2人+1人という割り切り方。ドアの開き方といい、省スペースを意識した作りになっています。
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昨今、ジリジリと大型化していくMINIに対して「全然ミニじゃないじゃん!」
と思っていた方には歓迎すべき方向の1台かも。
ある意味、いまから50年以上前、サー・アレック・イシゴニスが発案したミニのコンセプトを
忠実に再現しているといえると思いますし……。
登場は早くとも2014年とか言われていますが、いまからちょっと楽しみな1台ですね!