CARS Report

ル・マン・クラシックに向けてテスト開始!

2018.04.10
今年の7月6日から8日にかけて、フランス・ル・マンのサルト・サーキットを舞台に行われる『ル・マン・クラシック』。2年前のこのレースで、最終のアルナージまでトップを独走しながら、無念のリタイアを喫した久保田が、そのリベンジに向けてテストをはじめました。


昨年11月の鈴鹿サウンド・オブ・エンジン(SSOE)でシェイクダウンを行い、デモレースでは片山右京選手のトヨタTS010とのバトルで会場を沸かせた久保田克昭とフロム・エー日産R90CKですが、久保田がこのマシンを手に入れた時から、目標にしていたのは、2018年のル・マン・クラシックでした。
そのためにハナシマレーシングで徹底的に、分解、整備、レストアしたR90CKは、SSOEのあとで様々な改良を実施。その成果を確かめるべく、3月31日に富士スピードウェイでテストを行いました。
今回のル・マンのために3.5リッターV8DOHCターボ“VRH35Z”ユニットは東名エンジン、ブレーキはENDLESSの全面協力を得てアップデート。富士のストレートでは最高速度327km/hを記録しています。
マシンのフィーリングに関しては久保田の大満足の仕上がり。ル・マン・クラシックに向けて十分な手応えを感じたようです。
「東名エンジンさん、ENDLESSさんの全面協力をいただいたお陰で、マシンは素晴らしい状態になりました。一方で今年のル・マン・クラシックにジェンソン・バトンがジャガーXJRで出てくるなんて噂がありますからね。モナコ・ヒストリック同様、気を引き締めて向かいたいと思っています。応援よろしくお願いします!」
こちらはテスト時の動画。素晴らしいニッサン・サウンドをお聞きください!