CARS Report

3月12日の『富士ワンダーランドフェス!』で伝説のF1レースが蘇る。

2017.03.02
富士スピードウェイの開場50周年を記念して、来る3月12日(日曜日)に富士スピードウェイで開催される記念イベント『富士ワンダーランドフェス!』。新旧様々なレーシングカー、レーシングドライバーが集うこのイベントの中で行われる1976年のF1 イン・ジャパンをフィーチャーしたプログラムのために、英国Classic Team Lotus から、当時マリオ・アンドレッティの手で優勝を果たしたロータス77そのものが登場。他のF1マシンとともにPLANEX CARS 代表の久保田克昭の手で走行を披露します。


ロータス77は失敗に終わったタイプ76の後継車として1977年の開幕戦でデビュー。アジャスタブル・サスペンション、インボード・ブレーキなど、独特のメカニズムを採用するが、いずれも失敗。しかしながらGP毎に行われた改良が功を奏し、シーズン中盤以降に戦闘力を向上させ、最終戦となったF1イン・ジャパンではマリオ・アンドレッティがシーズン初のポールポジションを獲得。生憎の雨の中で行われた決勝でも安定した速さをみせ、チーム・ロータスに久々の、そしてマリオ自身にとっては初のGPウィンを遂げた。
今回英国からやってくる77はシャシーナンバー1で、マリオが富士で優勝したマシンそのもの。長らく日本にいた時期もあったが、その後本国Classic Team Lotus に戻されレストア。2016年のモナコ・ヒストリックで久々にその勇姿をみせた。そんな記念すべき1台をドライブするのは数々の歴代ロータスF1をドライブしてきた久保田克昭。果たしてどんな走りを披露するのか? ご期待ください。
さらに英国からは、1976年のワールドチャンピオン、ジェームズ・ハントがドライブしたマクラーレンM23も来日。富士を語る上で欠かせない役者が揃います。
またアメリカから、フェラーリ312T2-77も来日。映画『RUSH』でも再現された富士のレースが現実に蘇ります!
加えて日本からは、長谷見昌弘のドライブでF1シーンに衝撃をもたらした純国産F1マシン、コジマKE007も登場します。
このようにF1だけを切り取っても見所満載の富士ワンダーランドフェス!の詳細については公式HPをご覧ください。