CARS Report

山内選手&石浦選手 SUPER GT 鈴鹿1000kmで優勝!!

2016.08.30
© FUJI HEAVY INDUSTRY Ltd.
さる8月28日に決勝を迎えた2016 AUTOBACS SUPER GT 第6戦『インターナショナル・鈴鹿1000km』でSUBARU BRZ R&D SPORTをドライブするPLANEX CARSサポート・ドライバーの山内英輝選手がGT300クラス初優勝を達成! シリーズランキング・トップに躍り出ました。またGT500クラスでもZENT CERUMO RC FをドライブするPLANEX CARSサポート・ドライバーの石浦宏明選手が今季初優勝。さらにGULF NAC PORSCHE911をドライブする吉田広樹選手も13位完走を果たすなど、PLANEX CARSサポート・ドライバーが大活躍する週末となりました。


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今年のニュル24時間レースでSP 3Tクラス2連覇を達成した山内選手。SUBARU BRZ R&D SPORTで、井口卓人選手とコンビを組みSUPER GT 2シーズン目を迎えた今年は第4戦、第5戦と連続で3位表彰台に上るなど、尻上がりに調子を上げてきました。
そして迎えた伝統の鈴鹿1000km。3年前の同レースで初優勝を飾るなどBRZにとっても相性のいいレースで、予選Q1を9位、Q2を4位と順調にクリア。
迎えた決勝レースは台風の影響もあり、朝から不安定な天候の中、12時30分にスタート。直前にスリックタイヤに交換するというチームの好判断もあり、スタートドライバーを務めた山内選手は、序盤でクラス2番手を走行。
その後、井口選手がドライバー交代後のアウトラップで追突されスピン。20番手まで順位を落とすというアクシデントに見舞われるものの、持ち前の粘りと速さでポジションアップ。104周目にはついに首位に浮上します。
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その後も快調なラップを重ねたSUBARU BRZ R&D SPORTは、アンカーを務めた山内選手のドライブで見事に147周を走りきり、今季初優勝。山内選手にとっては記念すべきGT300クラス初優勝となりました。
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しかもこの勝利で山内/井口組は2位に9ポイント差をつけてドライバーズ・ランキング1位に浮上。SUBARU BRZ R&D SPORTも2位に11ポイント差のシリーズ・ランキング1位に立っています。
残るは10月のタイ・チャン・インターナショナル・サーキット戦と11月に2レース制となるもてぎ・ラウンドのみ。もちろんウエイトハンデの影響もあるとは思いますが、この勢いを維持してシリーズチャンピオンを獲得してもらいたいですね!
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さらに最高峰GT500クラスでも、ZENT CERUMO RC Fの石浦宏明/立川祐路組が今季初優勝を飾りました。
前日の予選では速さを見せたものの、Q1で6番手、Q2で8番手と本来のポテンシャルを発揮できずに終わってしまったZENT CERUMO RC F。
迎えた決勝レースでは、ところどころ路面が濡れている状況ながらスリックをセレクト。スタートドライバーの立川選手はここで鬼神の走りをみせ、前車を次々にオーバーテイクし22周目にトップ浮上。
そこを引き継いだ石浦選手もリードを広げ、盤石の体制を築きあげますが、石浦選手のドライブしていた第4スティントでセーフィティーカーが入ったため、2位とのギャップが縮小。ピットインのタイミングで36番のau TOM'S RC Fに逆転されてしまいます。
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しかしそこで立川選手が再びの猛チャージ。見事首位を奪い返し、最終ドライバーを務めた石浦選手の手で、ZENT CERUMO RC Fは見事に今季初優勝を飾ったのでした。
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この勝利で、石浦/立川組のZENT CERUMO RC Fは、ドライバーズ、チーム・ランキングともに2位に浮上。逆転でのシリーズタイトル獲得の可能性も見えてきました。
GT500、GT300クラスともども、シリーズタイトルを獲得できるよう、PLANEX CARSサポート・ドライバーの応援をよろしくお願いします!