CARS Report

山内選手ニュル24時間2連覇 & 石浦選手スーパーフォーミュラ優勝!

2016.05.30
2016 FUJI HEAVY INDUSTRY Ltd.
この週末、世界中で様々なモータースポーツ・イベントが開催されましたが、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された伝統の第44回ニュルブルクリンク24時間レースでスバルWRX STIをドライブした山内英輝選手が、昨年につづきSP 3Tクラス2連覇(総合20位)という快挙を達成。さらに岡山国際サーキットで開催されたスーパーフォーミュラ第2戦は、豪雨による途中中止となったものの、昨年の王者 石浦宏明選手が見事にポールtoウィン。PLANEX CARSサポート・ドライバーが大活躍の週末となりました。


2016 FUJI HEAVY INDUSTRY Ltd.
市販車をベースとした耐久レースの最高峰として、ワークス、プライベーターを問わず多くのチームがエントリーすることでも知られる ADAC ニュルブルクリンク24時間レース。 SUBARU STI チームのワークス・ドライバーとしてSuper GTのGT300クラスに参戦中の山内英輝選手は、今年もスバルWRX STIを駆り、SP 3Tクラスに挑戦。昨年に続くクラス2連覇を狙いました。
2016 FUJI HEAVY INDUSTRY Ltd.
3月に富士で行なわれたシェイクダウン・テストでマシントラブルによる大クラッシュを喫するなど、一時は撤退も囁かれたSUBARU STIチーム。しかしながら見事に体制をたて直して参加した本戦では、予選クラス2番手からスタート。途中、雹が降る最悪の気象条件もモノともせず、ライバルを振り切り独走状態で見事2連覇を達成しました。
© TOYOTA MOTOR CORPORATION
一方、岡山国際サーキットで行なわれたSUPER FORMULA第2戦では、昨年につづき石浦宏明選手のP.MU/CERUMO・INGING SF14がポールポジションを獲得しました。
© TOYOTA MOTOR CORPORATION
決勝前のフリー走行でもトップタイムを記録するなど、終始週末をリードした石浦選手。決勝は雨のためセーフティーカーの先導によるスタートとなったものの、雨脚が強まったことで8周で終了。ハーフポイントながら、今季初優勝を飾りました。
しかしながら、週末を通じてみせた石浦選手の王者らしい強さは本物。7月16日に開幕する第3戦富士ラウンドでの活躍が楽しみです!